自分をサボらずに生きる

ない世界からある世界へ「スマトラ島移住編」

 
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2019年4月からスマトラ島のとある村で自然と共存しながら暮らしています。管理ゼロでコミュニティーが自然と動き出す循環型コミュニティーの運営と、執筆、17ライブで鼻笛の演奏をしています。 変化を受け入れ流れに従って生きています。
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こんばんは。中野美紀子です。

4月からスマトラ島に移住をするのですが、私はそもそも10年前に「二度とこんなところ来るか!」と捨て台詞をはいています(笑)

そして旦那は13年前に「この村に未来はない」と言って村を去っています。

そんな二人がスマトラ島に移住します。

二人とも「ない」と思っていた村ですが今は「ある」と思っているんですよね。

毎年村に里帰りをしていますが、ほとんど何も変わっていません。

変わったのは私たちの「視点」です。

ある世界とは、太陽の恵みがある、空気があるなど「ある」をベースに物事を捉え満たされている状態のことを言っています。

ない世界とは、あれがない、これがないと常にないところばかりみて満たされていない状態のことを言っています。

何がなかったのか

とにかくないところばかり見ていたので、当時は

・することがない

・買い物するところがない(市場が週2回)

・洗濯機がない

・すぐ停電する

・あったかいお風呂に入れない(いつも水)

全く良さが見えなかったんですよね。

お母さんに孫の顔を見せてあげたいから行く!みたいな感じでした。

*洗濯物をする私

今、何があると思っているのか

ここ2年ぐらいで一気に視点が変わりました。

村には物質的な豊かさはありませんが、いつもみんな笑って幸せそうで日中はおしゃべりしたり昼寝したりしてのんびり過ごしています。

そこから徐々に「ある」探しを私なりに始めたんだと思います。

・ゆったりと流れる時間

・いつもみんなニコニコ(誰もイライラしていない)

・無駄な買い物をせず本当に必要なものだけで暮らせる

・自然の恵みがたくさんある(バナナ、ライチ、マンゴー、パパイヤがそこらじゅうにある)

・生きる力を育める

私たち日本に住んでいるとすごく便利なんだけどライフラインが途絶えると大変なことになりますが、こちらは水は井戸水だし、ガスがなければ火を起こせるし、食べるものは外に出ると木になっています。

コンビニで何かを買い占める必要もありません。

これって生きる上ですごく豊かな環境だなって思いました。

発展の必要性

旦那がボソッと、「あの村何にも変わってないからずっとは無理やで」とまあどこかで区切りをつけようと思っているような発言があって、私も先のことはわからないけど「何も変わっていない」という発言にまたいろいろ考えさせられました。

必ずしも発展することがいいのかな?

って。

最近私は体感ですが時代が遡って生きているように感じています。

自分で火を起こしたり、電気を作ったり、オフグリッド生活をされている方が全国各地でワークショップをされています。

これ、昔の人はできてましたよね。

シェアサービスなんかも、昔はみんな助け合って分かち合って生きてきたんですよね。

発展がよいか悪いかみたいな0か100かではなくて、良いところは残しつつ自然の循環を取り戻していくことが次世代の人のために私たちが動いていかないといけないんじゃないのかななんて思っています。

プラスチック問題や、化学調味料・添加物など問題をあげるとたくさんありますもんね。

子供達にも村の暮らしからいろいろ学んでくれると嬉しいなと思っています。

バリ島にある「持続可能な世界を創る未来のリーダーを育てる学校」グリーンスクールをご存知ですか?素晴らしいんです!

私たちが住むのはスマトラ島ですが、グリーンスクールに体験かサマーキャンプに子供たちを行かせたいなと妄想しています。

こちらに創始者、ジョン・ハーディのTEDの動画を見つけましたのでよかったらご覧ください。

最後に

今回はスマトラ島移住を例に「ある」世界と「ない」世界の視点のお話をしましたが、どの視点で見るかで捉え方が変わります。

何かネガティブな視点で捉えていて苦しいなと思うことがあったら、別の視点でも見てみてください。

霧が晴れたような気持ちになって、どんどんよい方向に進んでいきますよ!

信頼と自由で成り立つ管理ゼロの循環型コミュニティー

一人一人が運営者となり主体的に動くのが

「大人の自由研究」

自分らしく楽しく生き、そして遊び心いっぱいの人たちの集まりです。

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