ブログを書くようにKindle電子書籍を出版する方法
スマトラ島からこんにちは(@shimondog)
この記事はKindle出版をしたいけどハードルが高いと感じている人に向けて書いています。
私自身、2021年現在、商業出版(紙の本)1冊とKindle本8冊を出版しています。
Kindle本をはじめて出版したのは2018年です。
この本を書いているのは2021年です。
私はKindle作家と特に名乗ってもいないので、電子書籍出版の活動についてはゆるゆると活動してきました。 でも、一番最初に書いた書籍が未だに売れ続けているのです。
場所問わず好きを仕事にする!オンラインサロンの作り方
売れ続けているということは、毎月収益が入ってきているということです。
2021年に入ってからKindleの凄さを感じています。
遅い(笑)
ですので、普段からブログを書いている人には是非Kindle出版にもチャレンジしてもらいたいなと思って書いています。
私は商業出版を先に経験してしまったので、本を出版する事に対するハードルがかなり高い所にありました。
そもそも商業出版の業界では個人で出版するKindle出版は出版ではないと言われています。
そうなんです!出版と思うからハードルが高くなります。
Kindle出版はブログの延長線上だと思えばいいのです。
ブログを書くように書く。
この後事例を書きますが、私は実際にlivedoorブログに下書きした記事をKindle出版しています。
1つのテーマに沿って幾つかブログを書く感覚です。
livedoorブログはボタンひとつでEPUB形式にまでしてくれます。
EPUB形式とはAmazonに入稿するときの形式です。
ブログを書いてAmazonに投稿しているという感覚です。
実際に紙の本と電子書籍に求められていることも全然違います。
それはKindle出版の世界に入ってそう感じました。
ブログを一度でも書いたことがある人は間違いなくKindle出版ができます。
本書では書きたいけどハードルが高くて一歩踏み出せない人が、この記事を読み終わったらすぐに書き始めたくなるように設定しました。
では、これからKindle出版へのハードルをぶち壊してくださいませ。
電子書籍の文字数について
電子書籍で気になるところの一つは文字数についてではないでしょうか。
結論から言うと、2021年8月現在文字数の決まりはありません。
もちろん今後変わる予定があるかもしれません。
極端な話をすると、既存のブログの1記事を電子書籍に変えることだってできるのです。
そこからスタートするのも有りだと思います。
ただし、アマゾンの独占販売契約(KDPセレクト)をした場合は他のメディアで無料有料問わずに公開することができませんのでご注意くださいませ。
KDPセレクトとを簡単に説明すると
・Kindleストア独占販売となる
・印税が70%になる
・キャンペーンツールの利用が可能になる
・KDPセレクト分配金を受け取ることができる
・Kindle Unlimited Kindleオーナーライブラリー対象本になる
印税の70%を受け取るということと、Umlimited対象にするのであればKDPセレクトに登録する必要がありますので、この本を読んでくださっている方はKDPセレクトに登録するという想定で読み進めていただけるといいと思います。
ですので、ブログをまとめて出版する際は非公開にするなど工夫が必要です。
私のこちらの本はnoteで販売していた有料記事に加筆して出版しました。
電子書籍の良さというのは、書く側にとっても読む側にとっても気軽さがあることです。
紙の本って何時間も読んでいられるけど、電子書籍って15分から30分ぐらいで読みきれる本がいいのではないかなと個人的に思っています。
文字数に関しては1万文字から3万文字。
多くても5万文字ぐらいまでの本が読みやすいのではないかと思っています。
もちろんそれ以上やそれ以下であっても構いませんが、一般的に3万文字前後の電子書籍が多いです。
1万文字の本であれば、3000文字のブログを3記事とはじめにとあとがきをプラスすれば書けます。
1000文字のブログであれば10記事書けば出せます。
毎日ブログを書いている人であれば、3000文字であれば3日で出版できます。
1000文字であれば10日で出版できます。
いかがですか?
なんか書けそうな気がしてきますよね?
数年前にcakesが提案する新しい読書の形として、「スマート新書」を出しました。
手のひらにおさまる教養をコンセプトにしたスマートフォンサイズの本です。
電子書籍でも読むことができて、30分程度で読めます。
インターネット時代の新しい読書の形を提案されています。
動画の世界ではTik Tok やインスタグラムのReels、それからYouTubeでもショート動画が流行っていますよね。
時代の流れ的にも長いものをじっくりというよりも短いものをサクッとたくさんというのが好まれる時代になってきたのかもしれませんね。
ですので、今の時代にはサクッと読める電子書籍は読者にとってもありがたいものだと思います。
文字数のハードルが下がるだけ電子書籍へのハードルも下がります。
まずは1冊Kindle出版してみよう!
まずは1冊書いてみましょう!
1冊出版すると「簡単に出せる」ということが体感でわかります。
売れるテーマや文字数も何も考えなくていいです。
最初にテーマのことや文字数のことを考えるとハードルが高くて筆も進まなくなります。
売れるテーマを聞くと
「私にはそのテーマでは書けないな・・・」
とか 一般的な文字数を聞くと
「ブログでいつも1000文字ぐらいしか書かないし・・・」
とか
1冊目は何も考えず、まずは手順を覚える感覚で自分が書けること、書きたいことを書きましょう。
売れても売れなくてもどっちでもいい! いつもブログを書いているように楽しく書ききる!
ブログを書いてアマゾンに載せてみる! というところにフォーカスして進めていきましょう。
livedoorブログを使ってKindle出版
今回はブログを書くように出版するということがテーマなので、早速livedoorブログに記事を書いてAmazonにアップロードしてみましょう。
1.livedoorブログを開設する
2.記事を書く
ここでの注意点は、タイトルが後に目次となりますので目次を意識してタイトルを書きましょう
3.全ての記事が書き終えたらEPUB形式にします ブログ設定をクリック
EPUB書き出しをクリック
必要項目を入力し、最後に「内容を確認する」をクリック
・本のタイトル(Amazonに反映されるものではありません)
・著者名(Amazonに反映されるものではありません)
・レイアウト(縦書き、横書き等)
・表紙画像
・カテゴリ
・期間
・書き出す記事の状態
・オプション
4.「ファイフを書き出す」をクリックするとパソコンにダウンロードされます
以上!これであとはAmazonにアップロードするだけです。 ブログを書くようにKindle本は書けます。
noteを使ってKindle出版
noteを使っての出版も簡単です!
1.noteを使って電子書籍を作成するサイトへ行く
2.必要事項を入力し、プレビューをクリック
・本のタイトル
・note記事のURL(事前に記事を書いておく)
・縦書き(選ばなければ横書きとなります)
3.ダウンロードをクリックするとEPUB形式でダウンロードされます
以上!これであとはAmazonにアップロードするだけです。 ブログを書くようにKindle本は書けます。
電子書籍の表紙を作ってみよう!
今回はとにかく簡単に電子書籍を出版できるということを体感してもらいたので、表紙も自分で作りましょう!
Canvaというサイトを使えば自分で簡単につくれます。
「本の表紙」で検索すると本の表紙サイズのテンプレートが出てきます。
無料、有料と使えるものがありますので好きなものを選んで自分でカスタマイズしましょう。
Amazonにアップロードする
livedoorブログまたはnotenに記事を書いてEPUB形式でダウンロードしたら、最後はAmazonにアップロードするだけです。
Kindle direct publishingにアカウント登録し、必要事項を入力しアップロードします。
以上でKindle電子書籍出版の完了です!
普段ブログを書いている人はKindle出版できそうな気がしませんか?
Kindle電子書籍出版をお勧めする理由
私自身は特に有名な作家を目指しているわけでもなく、たくさん出版して印税を受け取りたいわけでもありません。
それは結果論にしかすぎないから。(結果として有名になったり、印税を受け取れるともちろん嬉しいですww)
私は価値ある経験値を本として残しておきたいというのが一番の理由です。
その結果、オンラインサロンに関する3冊というのは特に販促活動をしていないにも関わらず売れ続けています。
何を言いたいかというと、自分の経験値をブログではなく電子書籍にまとめたことで収益が入り続けているのです。
私は文章って「資産」だと思っています。
自分の経験に価値があるということも、電子書籍を手に取ってもらうことで感じられます。
電子書籍を読んだ人からの感想や、そこからのつながりというのは宝物です。
Amazonという巨大プラットフォームに出したからこそ出会える人もいるのです。
ですので、普段からブログを書いている人や書くことが好き!
という方は騙されたと思って1冊書いてみてもらいたいのです。
ただし、印税や副業を目的とした電子書籍はお勧めできません。
どうしてもそこを目指していると、売れるテーマで量産というところに目が行くようになるので質の良い本が書けません。
読者も馬鹿じゃないので見抜けます。
自分の評価が下がると他の本も読んでもらえなくなります。
そうなると本末転倒ですよね。
純粋に書くのが好き、これからも書き続けたいという人に実践してもらえると嬉しいです。
最後に
Kindle電子書籍はブログが書ければ簡単に誰にでも出せることがわかってもらえたでしょうか?
よかったら電子書籍出版にチャレンジしてみてくださいね。
私が書いたKindle本はKindle Unlimitedの会員さんは全て無料で読めます。
初月無料なのでまだ電子書籍を読んだことない方は1ヶ月だけでも登録してKindleの本をたくさん読んでみてください。
自分にもできそう!ってさらに思えると思います。
【番外編】商業出版の裏側
最初にチラッと書きましたが、実は私、商業出版もしていまして、出版が決まったミラクル話や商業出版の執筆の大変さなどをおまけ記事として書きたいと思います。
Kindle出版に関しては無料部分で完結しています。
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