お金の問題は感情の問題
スマトラ島からこんばんは。中野美紀子です。
2017年の本なので3年前の本なのですが、ツイッターでみかけて気になって著者の投稿を見たり、本の詳細を見たりしながらポチッと購入しました。
この本はお金持ちになるためのノウハウ本ではなくて、お金にとらわれないあり方の本でした。
わたしは今
・お金ってなんだろう?
・お金ってどういう時に使いたいと思うんだろう?
・サービスとお金の交換じゃないお金ってどんな働きをするんだろう?(ギフト経済)
ということを本やサークルや自らの実験により勉強しています。
なぜかというと、私自身がむしゃらに働いてお金を手にし、グリーン車に乗ったり高級ホテルで食事したり、いろんなことを試した時代があります。
でもその時は一瞬の喜びのようなものはありましたが、継続的な喜びや幸せには繋がりませんでした。
むしろ「もっと、もっと」という欲望に苦しみました。
その辺りから「お金」っていったいどうゆう存在なんだろう?と探求したくなりました。
この本に書かれている老師のあり方はすごく学びがありました。
問題はいつも表面ではなく内側の問題
私のブログをよく読んでくれている方は何度も聞いたことがあると思いますが、現実の世界は自分が創造しています。
過去に感じた感情が現実の世界を創り出しています。
そして著者もこんなことを言っています。
お金の問題を解決しようと思ったら、お金を見てはいけない。
なぜならお金の問題は全て感情の問題だからです。
確かにお金が欲しい、お金がないという言葉の裏には欠乏感があります。
本当にお金がない人って日本に住んでいる限りはいないと思います。
明日のご飯代ありますよね?
「ない」という口癖のある人は何をもって「ない」と言っているのか、そこと向き合う必要があるのです。
お金があれば幸せになれますか?
お金があれば・・・という話はよく聞くと思いますが、お金そのものでは幸せになれないのです。
人はお金ではなく、お金を使って得られる感情を求めている
やはりお金と感情は切り離すことができないのです。
この本のいいところはたくさんの「ワーク」があります。
そのワークをすることで自分の現在地や、自分がどうなりたいのかや向き合うべきことがわかります。
豊かさの本質を知る
ここと向き合う時間は本当に大切だと思います。
自分はどんな時に豊かさを感じるのか?
私の場合は
・テラスでぼーっとする
・昼寝をする
・海に入る
・おしゃべり
・ベリーダンス
・好きな時に好きなだけ本を読む
・コミュニティーの仲間と遊ぶ
・発信する
こうしてみるとほとんどお金がかからないんですよね。
でも数年前までは新しいワンピースを月に何着も買って、ネイルやマツエク、おしゃれなお店でランチやカフェなどお金がかかることばっかりしていました。
こうしてみるとお金に依存した豊かさばっかり追い求めていたんですよね。
今はジャングルに住んでいるので物理的にお金をたくさん使う遊びは無理ですが、お金がかからない豊かさを見つけることができました。
不安の本質は信頼の欠如
私のお金の前提条件は、
お金はいつも必要なだけある、お金は循環しているもの、です。
お金が滞る時は不安でお金をせき止めている時だと思っています。
お金が循環していることを信頼できていない自分がそこにあるときです。
不安の本質は信頼の欠如という言葉がすごく響きました。
最後に
この本お金の持ちになるための本ではなく、お金にとらわれないあり方・豊かさ、お金と感情の関係性のお話でした。
お金はいくらお金持ちになってもお金の不安から解消されることはありません。
お金へのとらわれがなくなることが真のお金からの解放と呼べます。
老師のあり方は本当に学びが多かったです。
老師のお金の考え方は金額の大きさよりも感情的に満たされて日々生きていることを大切にしています。
自分が大切にしたいことを明確にした上で身の丈にあった時間とお金、感情のバランスを整えることからはじめる。
お金の不安から解放されたい方はぜひ手にとってみてください。
この記事を書いていたら久しぶりにお金のお悩み相談カウンセリングをしたいなと思いました。
興味がある方はLINEからメッセージください。
ギフトです。(ギフトなのでUMIの手法は使いません)