自分をサボらずに生きる

地震に関する豆知識「日本の常識では命を守れない」

 
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2019年4月からスマトラ島のとある村で自然と共存しながら暮らしています。管理ゼロでコミュニティーが自然と動き出す循環型コミュニティーの運営と、執筆、17ライブで鼻笛の演奏をしています。 変化を受け入れ流れに従って生きています。
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スマトラ島からこんにちは!中野美紀子です。

2日前、ジャワ島で大きな地震がありました。

私はスマトラ島なんですが、若干の揺れを感じました。

地震が起きた時の行動の違い

地震が起きてすぐに「外にでてー!」との声でみんなで外に出ました。

SNSに地震直後の動画も結構あがっていて、みんな外に飛び出す姿がありました。

それをみて「危険だ!防災訓練をしたほうがいい!」という日本人のSNSの声も多くありました。

このつぶやきを見て私はちょっとモヤっとしたんですよね。

日本の正しさで物事を見てるな!って。

日本だと外に揺れている時に逃げ出すと危険だから、物が倒れてこない机の下に隠れたりしますよね。

それをインドネシアですると死にます。

インドネシアの家はレンガを積み上げているだけのおうちです。(ジャカルタや都会のビルなどはわかりません)

耐震性はないです。

家の下敷きにならないようにみんな外に避難しています。

なるほどな!って今回の地震を通じて学びました。

あと、インドネシアも地震大国なんだから防災訓練をしたほうがいいって思いますよね。

これだけたくさんの被害を繰り返していても、何も変わってないです。

日本だと阪神大震災以降だったかな?建築の基準が変わりましたよね。

阪神大震災規模の地震が起こっても倒れないおうちであること。

だから私が購入した家は耐震性があるので大丈夫と、購入時に説明がありました。

ここでなんでだろう?って問いを持ってみると、私なりに気づいたことがあります。

こちらの人って「自然の中に生かされている」そんな感覚でいるような気がするんです。

これ、あくまでも私個人が感じたことです。

自然災害で亡くなることはすごく悲しいことです。

でもそれは「運命」だと受け止めているような気がします。

自然災害から逃れるためにどうこうしようと思っていないんじゃないかなと。

なんでそう思ったかというと、日本にいた時に防災グッズを常に用意しておこうかな?と旦那に相談した時に、いつ起こるかわからんのに?って言われたのを思い出したんですよ。

だって家におる時に地震が起こるかもわからんし!って言われて

確かに!と思いました。

だから実は我が家は防災グッズ一切持っていませんでした。

オール電化だったのにかなり危険ですよね。

人が自分と違うと感じた時、自分の物差しで判断するのではなく、相手の物差しってどうなってるんだろう?という好奇心を持って見るといろんなことが見えてきます。

外の人間がとやかくいうことではなくて、その人たちがどうしたいかのほうが大切です。

未来に不安を抱える日本人

何かあった時は、と、

日本って基本的に未来にすごく不安を抱えている人種のような気がします。

・子供の学費

・子供の将来

・老後の生活

などなど。

こちらに来てちょっと面白いエピソードがあるんですが、旦那の家族が「健康保険」に入っていないことを知りました。

「入らないの?」って聞いたら「入ったら病気するから入らへん」という回答に目ん玉飛び出そうになりました!

「病気しない」って信じてるからいつも健康なんですね。シンプル!

不安から保険に入ると病気になる。

なるほど!宇宙の法則だ!

私は日本で暮らしていた子供たちだからこちらでぜった病気をするだろうと思って一番に保険を手配してもらったらすぐに病気しました(笑)

信頼ではなくて心配してました(^◇^;)

こちらに来て3ヶ月子供たちは強くなった!と今は信じていますよ!

最後に

今回は地震のことを取り上げて書きましたが、こっちに来るといろんなことが違いすぎて驚きがいっぱいです。

違いすぎて自分の物差しで測っているとしんどくなる世界です。

違いを受け入れる、許す。これは人間関係を良好にするために必要なスキルだと思っています。

勘違いしてはいけないのは「我慢する」ではないです。

「あなたはそうなんですね」と認めることです。その人にとってそれがいいからそうしている。

以上!

なんですよね。

それができると夫婦関係や身近な人間関係もすごく楽になります。

信頼と自由で成り立つ管理ゼロの循環型コミュニティー

一人一人が運営者となり主体的に動くのが

「大人の自由研究」

自分らしく楽しく生き、そして遊び心いっぱいの人たちの集まりです。

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