自分をサボらずに生きる

スマトラ島移住7ヶ月目の気づき

 
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2019年4月からスマトラ島のとある村で自然と共存しながら暮らしています。管理ゼロでコミュニティーが自然と動き出す循環型コミュニティーの運営と、執筆、17ライブで鼻笛の演奏をしています。 変化を受け入れ流れに従って生きています。
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スマトラ島からこんにちは!中野美紀子です(mikikosumatera

先日こんなツイートをしました。

ツイッターは140文字しか書けないので、今日はさらに詳しく書きたいと思います。

時間は自分で作るもの

日本の生活と何が変わったんだろう?って思うのですが、忙しさについては実はそんなに変わっていないと思います。

なくなったのは子供の送迎ぐらいです。

お手伝いさんを雇っていないので、家事全般全てやっていますし、その中で仕事をしています。

子供の送迎はなくなりましたが、その代わり生きるための活動(生活)がまあまあ忙しいです(笑)

月曜日と木曜日は市場に行くのですが、買い物の後の諸々の作業が忙しいのです。

掃除も毎朝起きて1番にしています。

日本にいた時は3階建のお家で掃除にもかなり苦労をしましたが、今は1DKです。

15分もあれば綺麗になりますし、毎日掃除をするのでまとまった大掃除はいらないです。

ミニマルな暮らしになったので掃除時間は大幅にカットできました。

あとは周りがゴロゴロしているのでゴロゴロタイムが欲しくてその時間を確保することにしました(笑)

今はもうしていませんが、以前は洗濯も手洗いでしたのでとにかく生きるための活動に結構時間を取られていたんですよ。

こうして振り返ってみると、時間に関してはスマトラ島にきたから自然とできたわけではなく、自分で意識して作っているものだと改めて思いました。

日本はなんとなく忙しいので忙しい意識に引っ張られないのも大事だと思います。

時間はあるものなんだと!

年末も忙しいと思い込んでいるかもしれませんが本当でしょうか?もしかしたら幻想かも?

私は逆になんやかんや忙しいのですが、周りがみんなのんびりなので時間にゆとりがあるような感じがしています。

子育てはみんなでするもの

私が1人目を授かった時、お金の不安と一人で育てられるかという不安にすごく襲われました。

「そもそも子供は財力を持って生まれてくるものであり、子育てはみんなでするものなのに美紀子はどうしたんだ??」

と旦那に理解してもらえませんでした。

インドネシアに10回以上も通い、7ヶ月住めばようやくインドネシアの子育て感もわかってきました。

前提として子育てはみんなでするものだ。

そんな風に思っているんじゃないかなと思います。

うちの子達がまだ小さい時はいつも義理の姉がスリングを持ってきて時間があれば抱いてくれていたのを思い出します。

近所の人はバイク好きの次女を連れ回してくれていました。

今は子供も大きくなりましたが預けるのも預かるのもお互い様の国です。

幼稚園や小学校の先生も学校に子供を連れてくるそうです。

授業がある時は他の先生が子供を見るそうでその話を聞いてびっくりしました!

育てるのが大変だからもう絶対産みたくない!って思っていましたが、もう一人産んでもいいかも?って思わしてくれる国です。

死ぬ時にお金はいらない

まだ若かりし頃、お葬式にお金がいっぱいいることをしってびっくりしました。

お母さんとお父さんがなくなった時どうしよう!と思って母に聞いたことがあります。

保険があるからそれを使ってって・・・

えーっ!死ぬ時の蓄えもいるんだーってなんか生きるのが面倒に思えた時がありました。

今を生きているのに常に未来のお金の心配にとらわれる・・・

今十分あるし、今楽しいし、今だけを考えていたら問題ないのに未来のことも考えないといけない・・・

なんか生きづらい。

結婚した時もすぐに旦那に保険の話をしたのを覚えています。

旦那に「えーっ!死ぬ時お金いるの?」って言われたのを忘れません。

普段穏やかな旦那が、「いやいや、そんなこと考えたくない!死んだ時のお金いらん!」って言われました。

結構取り乱していたので、旦那は旦那で衝撃的だったんだと思います。

インドネシアは死んだ時にお金はかかりません。

お葬式もお金がかからないそうです。

お葬式をしている家の前を通りがかると必ずみんな寄付します。

全然知らない面識のない人でも家の前を通ると寄付します。

そういったお金が循環しているのだと思います。

最後に

移住して7ヶ月、やっぱり日本は便利で綺麗でいいなと思うことが多々あります。

こちらにきて日本人というだけで周りに優しくしてもらえたり、特別扱いしてもらえたりして、日本人であることや、日本に対してすごく誇りを持ちました。

一方、日本は豊かな国なのに生きづらさを感じる部分もあるなと感じています。

どっちの国がいいとか悪いとかではなく、どっちもいいところも悪いところもある。

そしてどちらにも住める選択肢があることはありがたいなと思います。

未来はどこに住んでいるかなんてわからないけど、今、この誰も外国人が住まないであろう村に住んで、人と違う経験ができていることを宝物として発信していきたいと思います。

信頼と自由で成り立つ管理ゼロの循環型コミュニティー

一人一人が運営者となり主体的に動くのが

「大人の自由研究」

自分らしく楽しく生き、そして遊び心いっぱいの人たちの集まりです。

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