Script(Japanese)
*If you want to see Hiragana please watch my YouTube
みなさんこんにちは、みきこです。
このPodcastは毎週火曜日、日本時間の朝7時に配信しています。
今日で8回目の配信となります。
質問や話して欲しいテーマなどがあればコメントで教えてくださいね。
さて、今日のテーマは「大阪の人はフレンドリー?」
ということで話していきたいと思います。
1回目の配信でも話しましたが私は大阪生まれの大阪育ちです。
よく、「大阪の人はフレンドリーなんですか?」と聞かれます。
そして、逆に「東京の人は冷たいんですか?」とも聞かれます。
私の答えは「人によります」です。
やはり一括りにはできませんよね。
でも一般的にフレンドリーだと言われるのには、きっと理由があるはずなので、その辺りについて私のエピソードや大阪の文化を交えてお話ししようと思います。
まずは私のエピソードです。
大阪で人に道を尋ねたときのことです。
その人は私と行く方向が同じだったので「私もそっち行くからそこまで一緒に行こかー!」と言ってくれました。
ちょっと大阪弁でわからなかったと思うので説明すると、「私もそっちへ行くからそこまで一緒にいきましょうか?」という意味です。
そして一緒にそこまでおしゃべりしながら歩きました。
同じ方向だと結構な確率で一緒に行ってくれます。
私自身も道を尋ねられて同じ方向であれば一緒に行きますよ。
大阪の人って結構世話焼きなのでお願いしたこと以上に何かしようとしてくれます。
大阪は商売の街なので繋がりをとても大切にしているのかもしれません。
商売は繋がりが大切ですからね。
商売で思い出しましたが、大阪では値切りをすることがあります。
値切りとは値段を安くしてもらうことです。
スーパーではさすがにしませんが、電気屋で大きな家電を買うときはよく値切りをします。
「いつもここでこうてんねんからもうちょっと安くならへん?」みたいに。
今の日本語わかりましたか?
またもや大阪弁でわからなかったと思うので説明しますね。
「いつもここで買っているのだからもう少し安くなりませんか?」という意味です。
値切りは恥ずかしいことだと思う人もいるみたいですが、大阪の人にとってはコミュニケーションの一つです。
安くしてもらえたら嬉しいですよね。
また何か買うときはその店で買おう!って思いませんか?
そうしてお店の人とも仲良くなります。
そういえば商売の街については1回目の配信の中で話しましたので、よかったら聞いてくださいね。
それから、大阪の人は地元をとても愛しています。
ですので、同郷の人やチームを熱心に応援します。
「同郷」というのは同じ地方出身であることです。
知っている人もいるかもしれませんが、大阪には阪神という野球のチームがあります。
大阪の野球好きの人はだいたい阪神が好きです。
みんなで応援してみんなで喜び合います。
優勝したら道頓堀に人が集まって大変なことになります。
今はもうありませんが、昔は道頓堀の川に飛び込む人もたくさんいました。
すごく汚いのに・・・
そんな郷土愛の深さは食やお笑い文化にも表れていると思います。
食文化で言えば大阪は、「食い倒れの街」と言われています。
聞いたことがありますか?
「食い倒れ」とは食べることに夢中になってお金をたくさんつぎ込んでしまう様子を意味します。
天下の台所と言われた大阪の道頓堀は食のテーマパークかのように飲食店がたくさんあります。
お好み焼き、たこ焼き、ラーメン、串カツなど本当にいろんな食べ物屋さんがたくさんあります。
ついつい梯子したくなるんですよ。
友達との話もつきませんしね。
ちなみに梯子したくなるというのは、いろんな店を渡り歩きたくなるという意味です。
食事は人と一緒に楽しむものなので、ここでもやはりコミュニケーションを大切にしているのが現れていますね。
それからお笑いの文化です。
大阪はお笑いの本場です。
「漫才」や「吉本新喜劇」をぜひ見て欲しいなと思います。
「漫才」とは二人の芸人がこっけいなことを言い合って、お客さんを笑わすことです。
「吉本新喜劇」とは吉本興業という芸能事務所に所属するお笑い芸人が舞台上で演じる喜劇のことです。
もう本当に面白いのでみて欲しいです!
大阪の人はお笑いを見て育ってきているので日常でも笑いを求めてしまうのは事実です。
どうせなら話に笑いがある方が楽しいですしね。
話にオチを求めるのも大阪の人あるあるです。
「あるある」というのは、よくあるという意味です。
話のオチとは、話の結末のことなんですが、大阪の人は笑える結末を欲しがります。
でも、笑える結末をいつも提供しようとしているのも大阪の人です。
サービス精神旺盛ですよね。
ここまで話してきて思ったのですが、やっぱり大阪の人がフレンドリーだと言われる理由がわかりました。
でも、最初にも話しましたがもちろん全ての人ではありません。
逆に東京の人が冷たいと言われる理由はなんでしょうかね?
私個人的に思うのは、東京はいろんな地方から人が集まってきているからじゃないかな?と思います。
それぞれの世界観を大切にしているのかもしれません。
そうそう、私が東京へ行って道を尋ねたときは簡潔に教えてくれました。
ですので大阪と東京を比較すると冷たく感じるのかもしれません。
でも決して冷たいわけではありませんよ。
教えてくれたのは同じですからね。
大阪の方が距離感が近くて親身になってくれるところがフレンドリーに感じるのかもしれません。
はい、ということで今日はここまでです。
今日は「大阪の人はフレンドリー?」というテーマでお話ししました。
一人一人を見るとみんな違いますが、こうして文化的な背景からみていくと面白いなと改めて思いました。
今回このテーマは私にとってもいい機会になりました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ほなまたね!(じゃあまたね)
Script(Japanese and English)
*The English translation was created by AI.
みなさんこんにちは、みきこです。
Hello everyone, this is Mikiko.
このPodcastは毎週火曜日、日本時間の朝7時に配信しています。
This podcast is distributed every Tuesday at 7am Japan time.
今日で8回目の配信となります。
Today will be the 8th broadcast.
質問や話して欲しいテーマなどがあればコメントで教えてくださいね。
If you have any questions or topics you would like to discuss, please let me know in the comments.
さて、今日のテーマは「大阪の人はフレンドリー?」
Well, today’s theme is “Are the people of Osaka friendly?”
ということで話していきたいと思います。
I would like to talk about this.
1回目の配信でも話しましたが私は大阪生まれの大阪育ちです。
As I mentioned in the first broadcast, I was born and raised in Osaka.
よく、「大阪の人はフレンドリーなんですか?」と聞かれます。
I am often asked, “Are people in Osaka friendly?”
そして、逆に「東京の人は冷たいんですか?」とも聞かれます。
And people also ask me, “Are people in Tokyo cold?”
私の答えは「人によります」です。
My answer is, “It depends.”
やはり一括りにはできませんよね。
After all, it can’t be done all at once.
でも一般的にフレンドリーだと言われるのには、きっと理由があるはずなので、その辺りについて私のエピソードや大阪の文化を交えてお話ししようと思います。
But I’m sure there’s a reason why Osaka is generally said to be friendly, so I’d like to talk about it, including some of my own stories and Osaka’s culture.
まずは私のエピソードです。
First of all, this is my episode.
大阪で人に道を尋ねたときのことです。
It happened when I asked someone for directions in Osaka.
その人は私と行く方向が同じだったので「私もそっち行くからそこまで一緒に行こかー!」と言ってくれました。
The person was going in the same direction as me, so he said, “I’m going there too, so why don’t you go there with me?”
ちょっと大阪弁でわからなかったと思うので説明すると、「私もそっちへ行くからそこまで一緒にいきましょうか?」という意味です。
I don’t think I understood it because it was in Osaka dialect, so I’ll explain it to you: “I’m going there too, so would you like to go with me there?”
そして一緒にそこまでおしゃべりしながら歩きました。
Then we walked there together, chatting.
同じ方向だと結構な確率で一緒に行ってくれます。
If you’re heading in the same direction, there’s a good chance they’ll go together.
私自身も道を尋ねられて同じ方向であれば一緒に行きますよ。
If someone asks me for directions and I’m in the same direction, I’ll go with them.
大阪の人って結構世話焼きなのでお願いしたこと以上に何かしようとしてくれます。
People in Osaka are very caring and will try to do more than what you ask.
大阪は商売の街なので繋がりをとても大切にしているのかもしれません。
Osaka is a city of business, so it may be that connections are very important.
商売は繋がりが大切ですからね。
Connections are important in business.
商売で思い出しましたが、大阪では値切りをすることがあります。
As I remembered from my business dealings, people often haggle in Osaka.
値切りとは値段を安くしてもらうことです。
Haggling means getting a lower price.
スーパーではさすがにしませんが、電気屋で大きな家電を買うときはよく値切りをします。
I don’t really do this at the supermarket, but I often haggle when buying large appliances at electronics stores.
「いつもここでこうてんねんからもうちょっと安くならへん?」みたいに。
“I always go here, so why not make it a little cheaper?”
今の日本語わかりましたか?
Do you understand Japanese now?
またもや大阪弁でわからなかったと思うので説明しますね。
Once again, I don’t think you understood the Osaka dialect, so I’ll explain.
「いつもここで買っているのだからもう少し安くなりませんか?」という意味です。
It means, “I always buy it here, so why not make it a little cheaper?”
値切りは恥ずかしいことだと思う人もいるみたいですが、大阪の人にとってはコミュニケーションの一つです。
Some people may think haggling is embarrassing, but for people in Osaka, it’s a form of communication.
安くしてもらえたら嬉しいですよね。
I would be happy if you could make it cheaper.
また何か買うときはその店で買おう!って思いませんか?
If you want to buy something again, buy it at that store! Don’t you think so?
そうしてお店の人とも仲良くなります。
That way, you can get along well with the people at the store.
そういえば商売の街については1回目の配信の中で話しましたので、よかったら聞いてくださいね。
By the way, I talked about the business town in the first broadcast, so please listen to it if you like.
それから、大阪の人は地元をとても愛しています。
Also, people in Osaka love their hometown very much.
ですので、同郷の人やチームを熱心に応援します。
Therefore, I enthusiastically support my fellow countrymen and teams.
「同郷」というのは同じ地方出身であることです。
“Same hometown” means that they are from the same region.
知っている人もいるかもしれませんが、大阪には阪神という野球のチームがあります。
As some of you may know, Osaka has a baseball team called Hanshin.
大阪の野球好きの人はだいたい阪神が好きです。
Most baseball fans in Osaka like Hanshin.
みんなで応援してみんなで喜び合います。
Let’s all support each other and rejoice together.
優勝したら道頓堀に人が集まって大変なことになります。
If we win, people will gather in Dotonbori and it will be a big deal.
今はもうありませんが、昔は道頓堀の川に飛び込む人もたくさんいました。
It doesn’t exist anymore, but in the past there were many people who jumped into the river in Dotonbori.
すごく汚いのに・・・
Even though it’s very dirty…
そんな郷土愛の深さは食やお笑い文化にも表れていると思います。
I think this deep love for the local area is also reflected in the food and comedy culture.
食文化で言えば大阪は、「食い倒れの街」と言われています。
When it comes to food culture, Osaka is known as the “city of gluttony.”
聞いたことがありますか?
Have you heard of it?
「食い倒れ」とは食べることに夢中になってお金をたくさんつぎ込んでしまう様子を意味します。
“Eating up” means being obsessed with eating and spending a lot of money on it.
天下の台所と言われた大阪の道頓堀は食のテーマパークかのように飲食店がたくさんあります。
Osaka’s Dotonbori, known as the kitchen of the world, is full of restaurants that make it seem like a food theme park.
お好み焼き、たこ焼き、ラーメン、串カツなど本当にいろんな食べ物屋さんがたくさんあります。
There are a lot of restaurants selling a variety of foods such as okonomiyaki, takoyaki, ramen, and kushikatsu.
ついつい梯子したくなるんですよ。
I can’t help but want to climb a ladder.
友達との話もつきませんしね。
I can’t even talk to my friends.
ちなみに梯子したくなるというのは、いろんな店を渡り歩きたくなるという意味です。
By the way, when I say I want to go up the ladder, I mean I want to go to different stores.
食事は人と一緒に楽しむものなので、ここでもやはりコミュニケーションを大切にしているのが現れていますね。
Meals are meant to be enjoyed with other people, so the importance of communication is evident here as well.
それからお笑いの文化です。
Then there’s the culture of comedy.
大阪はお笑いの本場です。
Osaka is the home of comedy.
「漫才」や「吉本新喜劇」をぜひ見て欲しいなと思います。
I would really like people to see Manzai and Yoshimoto Shinkigeki.
「漫才」とは二人の芸人がこっけいなことを言い合って、お客さんを笑わすことです。
Manzai is when two comedians say funny things to each other to make the audience laugh.
「吉本新喜劇」とは吉本興業という芸能事務所に所属するお笑い芸人が舞台上で演じる喜劇のことです。
“Yoshimoto Shinkigeki” is a comedy performed on stage by comedians who belong to the entertainment agency Yoshimoto Kogyo.
もう本当に面白いのでみて欲しいです!
It’s really interesting so I want you to check it out!
大阪の人はお笑いを見て育ってきているので日常でも笑いを求めてしまうのは事実です。
It is true that people in Osaka have grown up watching comedy, so they seek out laughter in their daily lives.
どうせなら話に笑いがある方が楽しいですしね。
It’s more fun when there’s laughter in the story anyway.
話にオチを求めるのも大阪の人あるあるです。
It’s common for people in Osaka to look for a punch line in a story.
「あるある」というのは、よくあるという意味です。
“Aru aru” means “often”.
話のオチとは、話の結末のことなんですが、大阪の人は笑える結末を欲しがります。
The punch line is the ending of the story, and people in Osaka want a funny ending.
でも、笑える結末をいつも提供しようとしているのも大阪の人です。
However, it is the people of Osaka who always try to provide a funny ending.
サービス精神旺盛ですよね。
You have a strong sense of service.
ここまで話してきて思ったのですが、やっぱり大阪の人がフレンドリーだと言われる理由がわかりました。
After talking so far, I realized why people in Osaka are said to be so friendly.
でも、最初にも話しましたがもちろん全ての人ではありません。
But, as I said at the beginning, of course not everyone.
逆に東京の人が冷たいと言われる理由はなんでしょうかね?
On the other hand, why are people in Tokyo said to be cold?
私個人的に思うのは、東京はいろんな地方から人が集まってきているからじゃないかな?と思います。
Personally, I think it’s because people from all over the world come to Tokyo. I think.
それぞれの世界観を大切にしているのかもしれません。
Perhaps they value their own worldviews.
そうそう、私が東京へ行って道を尋ねたときは簡潔に教えてくれました。
That’s right, when I went to Tokyo and asked for directions, he gave me simple directions.
ですので大阪と東京を比較すると冷たく感じるのかもしれません。
That’s why comparing Osaka and Tokyo may seem cold.
でも決して冷たいわけではありませんよ。
But it’s never cold.
教えてくれたのは同じですからね。
It’s the same thing you taught me.
大阪の方が距離感が近くて親身になってくれるところがフレンドリーに感じるのかもしれません。
Maybe people in Osaka feel friendlier because they are closer and more empathetic.
はい、ということで今日はここまでです。
Yes, that’s all for today.
今日は「大阪の人はフレンドリー?」というテーマでお話ししました。
Today’s topic was “Are the people of Osaka friendly?”
一人一人を見るとみんな違いますが、こうして文化的な背景からみていくと面白いなと改めて思いました。
If you look at each person individually, they are all different, but I once again thought it would be interesting to look at them from a cultural background.
今回このテーマは私にとってもいい機会になりました。
This theme was a great opportunity for me.
最後までお聞きいただきありがとうございました。
Thank you for listening to the end
ほなまたね!(じゃあまたね)
See you later!
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