Script(Japanese)
*If you want to see Hiragana please watch my YouTube
みなさんこんにちは、みきこです。
私のPodcastを聞いてくれてありがとうございます。
みなさん元気ですか?
私は日本の友達が日本に帰ってしまって、少し寂しい1週間を過ごしていました。
そんな中、友達が旅の振り返りをしたい!と言ってきたので、ZOOMで旅の振り返りをしました。
やっぱり人と何かを体験するってすごくいいですね。
一緒に体験したことを思い出して、それぞれどんなふうに感じたのかを共有しました。
旅は自分を成長させますね!
特に海外となると、楽しみと不安とが入り混じりますが、終わってみると全てがいい思い出。
ジャカルタで3輪タクシーに乗ったんですが、そのお兄ちゃんにお金をぼったくられそうになって私がプンプンしてたのも、振り返れば楽しい思い出になっていました。
プンプンって怒っている様子のことです。
私と別れてから日本人の友達みんなが乗ったタクシーでは、Googleの翻訳を使いながらドライバーさんと楽しい時間を過ごしていたそうです。
私がいなくたってみんな全然大丈夫!
ちょっとした旅行だったら言葉なんてなんとかなるもんですね。
物って買ったら終わりだけど、体験や経験は自分の人生の宝物になりますね。
何度も思い出せばその時の感情をまた感じることができるし。
さて、今日のテーマですが、みなさんは日本語学習にAIを使っていますか?
私はインドネシア語の日記の添削に使っています。
インドネシア語なんですが、かなり精度が高いみたいです。
時々、長い文章の翻訳にも使うんですが、最終ネイティブチェックをしてもらって大丈夫だったので、精度が高いんだと思います。
会話の練習にはまだ使ったことはないです。
今はAIで、初級の単語リストを出してもらえるように指示すると出してくれるし、文法のリストも出してくれます。
便利ですね〜
単語リストを出してもらう時は必ず数も言った方がいいです。
単語リストに限らず、指示を出す時は具体的な数を言った方がいいです。
例えば初級の単語リストをお願いする時は、自分の母国語での意味、音声記号、品詞、その単語を使った例文を50個表にしてくださいってお願いすると表で見やすく作ってくれます。
AIは便利だけど、使いこなすにはたくさん使い込む必要があるなと思います。
上手に指示が出せないと、自分が思う通りの答えは返ってきませんからね。
私は自分の語学学習以上に、日本語の教材やテストを作るのに助けてもらうことが多いです。
でもやっぱりAIなので、作った後にチェックは必ず必要だなと思っています。
ゼロから自分で考えるよりはAIに手伝ってもらった方が遥かに仕事も早いです。
ですので、今はAIと仲良くなりたいな〜と思って一生懸命使っています。
最近は読解が苦手だという学生が多いので、読み物を作ったりもしています。
ネイティブが読む本はちょっとレベルが高いし・・・短くて読みやすい本がないかな?という学生のニーズに答えて作っています。
1つこのPodcastで紹介して今日は終わろうと思います。
忘れ物から始まる恋
田中ゆかは、今日も仕事帰りにいつもの電車に乗っていた。
疲れていたせいか、電車の中でうとうとしてしまった。
「次はさくら駅です」というアナウンスで目が覚め、急いで電車を降りた。
まだ少しぼんやりしている頭で駅の改札を通ろうとしたとき、ふと気がついた。
「あれ、財布がない…!」
ゆかは慌ててバッグを探したが、財布が見つからない。
どうやら電車の中に忘れてしまったようだ。
「どうしよう…」と呟きながら、ゆかは心臓がドキドキしてきた。
財布の中にはクレジットカードや身分証明書、お金も入っている。
大切なものばかりだ。
急いで駅員のところに駆け込んだ。
「すみません!電車の中に財布を忘れてしまいました!」
駅員は親切に聞いてくれた。
「どの電車に乗っていたか覚えていますか?」
「はい、やまと行きの電車です。」
駅員はすぐに無線で連絡を取り、他の駅員に確認を頼んだ。
ゆかは不安そうに待っていたが、数分後、駅員が笑顔でこう言った。
「お財布、見つかりましたよ!次の駅の駅員さんに届けられたそうです。」
「本当ですか?誰かが届けてくれたんですか?」
「はい、そうみたいですね。親切な方ですね。」
その言葉を聞いて、ゆかは少し安心した。
日本では、落とし物がちゃんと駅員や警察に届けられることが多いと聞いたことがあるが、自分がその経験をするとは思わなかった。
財布を取りに行くために、ゆかは次の駅まで電車に乗り直した。
駅に着き、改札口で駅員に声をかけると、すぐに財布を返してもらえた。
財布の中身も全部そのままだった。
「届けてくれた方にお礼がしたいんですが…」
「届けてくれた方は、名前を教えずに帰られました。でも、ちょうど駅の近くで待っていたので、声をかけてみてはいかがですか?」
ゆかは駅員に教えられた方向へ向かった。
すると、そこには一人の若い男性が立っていた。
彼は少し恥ずかしそうにゆかを見て微笑んだ。
「すみません、財布を届けてくださった方ですか?」
彼は少し驚いた様子で、「あ、はい。電車の中で見つけたので、駅員さんに届けただけです。」と答えた。
「本当にありがとうございます!もしよかったら、お礼にお茶でも…」
その瞬間、ゆかは自分が何を言っているのか気がつき、顔が赤くなった。
普段はこんなに積極的ではないのに、感謝の気持ちでつい言ってしまったのだ。
彼も少し驚いたが、「あ、いや、そんなお礼なんていらないですよ。本当にたまたま見つけただけなので…でも、もしよければ。」と照れくさそうに答えた。
二人は近くのカフェに入り、少しだけお茶をすることにした。
お互いに自己紹介をし、いろいろな話をした。
彼の名前は佐藤ひろしで、同じく会社員だということが分かった。
「こんな出会い方、ちょっとドラマみたいですね。」と、ゆかが笑いながら言うと、ひろしも「そうですね。でも、いい出会いだったと思います。」と微笑んだ。
その日から、二人は少しずつ連絡を取り合うようになり、ゆかの生活は少し明るくなった。
落とし物がきっかけで、新しい友達、いや、もしかしたらそれ以上の関係が生まれるなんて、ゆかは想像もしていなかった。
財布を忘れたのは大変なことだったが、結果的には素敵な出会いにつながったのだ。
日本の「落とし物をちゃんと届ける」文化に感謝しつつ、ゆかは新しい友達との未来に期待を膨らませていた。
はい、いかがでしたか?
テーマ、登場人物、レベル、長さなどをAIに指示して作ってもらいました。
それを私がチェックして修正しました。
短くて読みやすくて内容も悪くないし、読む練習にはすごくいいなーって思いました!
スクリプトはホームページにおいておきますので、音声なしで自分で読んでみたり、音読をしてみたり、自由に使ってくださいね。
はい、では今日はここまでです。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
ほなまたね!(じゃあまたね)
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