Japanese Podcast EP22 神対応と塩対応について

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Script(Japanese)

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みなさんこんにちは、みきこです。

このPodcastでは日本の文化や日本語学校ではあまり習わないような言葉や表現などをお話ししています。

日本人が日本語で話していますので、リスニングの練習にも使ってくださいね。

さて、今日のテーマは、「神対応」と「塩対応」についてです。

みなさんは神対応って聞いたことがありますか?

「神対応」は、感心するほど行き届いた対応のことをいいます。

手際の良さはもちろんのこと、心配りやサービス内容など、最大級の高評価のことです。

普段通りの対応以上のサービスを神対応というのはもちろんのことなんですが、クレームなどのマイナス要素への対応が行き届いている時も「神対応」って言うんですよ。

外国から日本へ行くと多くの対応が神対応に思えるのではないでしょうか。

私は日本へ帰るたびに「日本すごーい!」って思います。

それぐらい、あらゆる場面での日本人の対応は素晴らしいと思います。

我が国のことではありますが誇りに思います。

私の中で神対応エピソードは結構たくさんあるのですが、その中でも印象に残っているのは、とある居酒屋のチェーン店でのエピソードです。

調理に時間がかかるメニューがあって、「これを注文する時は早めにお願いします」と店員さんが最初に教えてくれたので、そのメニューを最初に注文したんです。

そしたらですね、一向にその食べ物がこなくって、店員に言ったら、「すみません・・・オーダーが通っていませんでした」って言われたんです。

私は「じゃあもういいです」ってその食べ物をキャンセルしたんですが、しばらくしてその食べ物が私のテーブルに運ばれてきて、「先ほどは申し訳ございませんでした、こちらはサービスさせていただきますのでよかったらお召し上がりください」と言われたんです。

ようは、それを無料で提供してくれたんです。

ビックリしました!

最初は、時間がかかるからわざわざ早く注文したのに、それを忘れるなんてーって、イラッとしてしまったんですが、キャンセルしたものをわざわざ無料で提供してくれて、神対応!って思いました。

そして、そういう神対応をしてくれたところはまた行こう!って思いますよね。

あっ、そうだ!

このエピソードを話していたらもう一つエピソードを思い出しました!

それは家族でインド料理屋さんにカレーを食べに行った時のエピソードです。

店員さんが外国の方だったので、夫が、どこの国の方ですか?って聞いたら、その店員さんはネパールですと答えてくれました。

うちの夫はインドネシア人なので、同じ外国人同士でどうやら会話が弾んでいたようでした。

そして子供二人にジュースをサービスしてくれたんです!

「神!」って思いました。

神対応を神って省略することもあります。

それから私たち家族はそのインドカレー屋さんの常連になりました。

ネパールの方からの神対応すごく嬉しかったです!

今でも日本に帰ったら時々そのインドカレー屋さんに行きます。

そしていつも子供にジュースかアイスをくれます。

どんな商売でも新しいお客さんを見つけるのって大変ですよね。

だったらお客さんへの対応をよくして、なんども足を運んでもらえるお客さんを作ったほうがいいと思います。

あと、対応がいいとそれは口コミにもつながりますしね。

いいお店があったら人に紹介したくなりますから。

はい、神対応のエピソードを紹介してきたんですが、今度は「神」を使った他の表現も紹介していきたいと思います。

まずは「神回」から

例えば、いつも見ているYouTuberさんがいたとしましょう。

そして、今日のYouTubeはいつもよりさらに面白いエピソードでした。

そんな時に「今日のYouTubeはマジで神回だった!」みたいな使い方をします。

「神回」は、特に面白かったエピソードの時に使います。

テレビやアニメやドラマなどにも使えますよ。

それから、スポーツのシーンでは「神がかっている」という表現を使います。

特に上手なプレイをしたり、奇跡的なことをした時に使います。

「あのシュート神がかってたね!」みたいに。

スポーツではありえないようなプレイが成功する時がありますよね。

そんな時に使います。

「神」という存在がそもそも自分たちの次元とは違う存在なので、想像を超えるような出来事にこの「神」という表現を使っているんでしょうね。

みなさんの「神」エピソードをよかったら聞かせてくださいね。

神対応でもいいし、神がかったプレイでもいいし、好きな番組の神回でもいいです。

はい、では今度は神対応の反対の塩対応についてお話ししたいと思います。

神対応が予想以上のサービスや心配りのことを表す表現だったのに対して、塩対応は予想以下の対応という感じですね。

そっけない、愛想のない対応のことです。

塩対応は、相手が不快に感じる嫌な態度や対応をすることを指す「しょっぱい対応」が変化してできた言葉といわれています。

実は塩対応をするのには理由があるみたいです。

相手との距離を保つためだったり、トラブルを避けたいという気持ちがあるようです。

例えば一人で買い物をしている時に話しかけられるのが苦手な場合もありますからね。

そんな時は塩対応を好む場合もあります。

過剰な対応は神対応といわれる反面、不快感を与える場合もあるってことなんでしょうね。

この辺りは空気を読んで対応する必要があるんでしょうかね?

私は服屋さんでは塩対応を好みます。

「話しかけないで!」って心の中で思っているから、あまり店員さんも近寄ってこないです。

空気を読んでくれているのかな?

この空気を読むというのは日本独特の文化の一つですよね。

これについてはまた別のエピソードでじっくり話したいと思います。

そうそう、先ほど「神」の場合は神対応の他に神回や神がかってるなど「神」を使った他の表現がありましたが、塩にはありません。

塩回や塩がかってるなどは言いません。

言葉って面白いですねー

はい、ということで今日はここまでです。

今日は「神対応」と「塩対応」についてお話ししました。

みなさんにも神対応や塩対応のエピソードがありましたらぜひ聞かせてくださいね。

ほなまたね!(じゃあまたね)

Script(Japanese and English)

The English translation was created by AI.

みなさんこんにちは、みきこです。

Hello everyone, this is Mikiko.

このPodcastでは日本の文化や日本語学校ではあまり習わないような言葉や表現などをお話ししています。

In this podcast, we talk about Japanese culture and words and expressions that are not often learned at Japanese language schools.

日本人が日本語で話していますので、リスニングの練習にも使ってくださいね。

Japanese people are speaking in Japanese, so please use this to practice your listening skills.

さて、今日のテーマは、「神対応」と「塩対応」についてです。

Well, today’s theme is “correspondence with God” and “correspondence with salt.”

みなさんは神対応って聞いたことがありますか?

Have you ever heard of divine correspondence?

「神対応」は、感心するほど行き届いた対応のことをいいます。

“God’s response” refers to a response that is so thorough that you are impressed.

手際の良さはもちろんのこと、心配りやサービス内容など、最大級の高評価のことです。

This is the highest evaluation of not only the workmanship, but also the consideration and service content.

普段通りの対応以上のサービスを神対応というのはもちろんのことなんですが、クレームなどのマイナス要素への対応が行き届いている時も「神対応」って言うんですよ。

It goes without saying that a service that goes beyond the usual level of response is called “awesome service,” but it is also said to be “awesome response” when the response to negative factors such as complaints is perfect.

外国から日本へ行くと多くの対応が神対応に思えるのではないでしょうか。

When you go to Japan from a foreign country, many of the responses you receive may seem like divine arrangements.

私は日本へ帰るたびに「日本すごーい!」って思います。

Every time I go back to Japan, I think, “Japan is amazing!”

それぐらい、あらゆる場面での日本人の対応は素晴らしいと思います。

I think that the Japanese people’s response in every situation is wonderful.

我が国のことではありますが誇りに思います。

Although it is about our country, I am proud of it.

私の中で神対応エピソードは結構たくさんあるのですが、その中でも印象に残っているのは、とある居酒屋のチェーン店でのエピソードです。

I have quite a few stories of dealing with God, but one that stands out to me is one at a chain bar.

調理に時間がかかるメニューがあって、「これを注文する時は早めにお願いします」と店員さんが最初に教えてくれたので、そのメニューを最初に注文したんです。

There was a menu item that took a long time to prepare, so the waitress told me, ”Please order this item early,” so I ordered that menu item first.

そしたらですね、一向にその食べ物がこなくって、店員に言ったら、「すみません・・・オーダーが通っていませんでした」って言われたんです。

Then, the food never arrived, and when I told the staff, she said, ”Sorry, your order wasn’t delivered.”

私は「じゃあもういいです」ってその食べ物をキャンセルしたんですが、しばらくしてその食べ物が私のテーブルに運ばれてきて、「先ほどは申し訳ございませんでした、こちらはサービスさせていただきますのでよかったらお召し上がりください」と言われたんです。

I said, ”Okay, that’s enough,” and canceled the food, but after a while, the food was brought to my table and they said, ”I’m sorry for earlier, but I’ll serve you this.” So please enjoy it if you like.”

ようは、それを無料で提供してくれたんです。

Well, they provided it to me for free.

ビックリしました!

I was surprised!

最初は、時間がかかるからわざわざ早く注文したのに、それを忘れるなんてーって、イラッとしてしまったんですが、キャンセルしたものをわざわざ無料で提供してくれて、神対応!って思いました。

At first, I was annoyed that I had ordered early because it would take so long, and then they forgot about it, but they went out of their way to provide me with the canceled order for free, which was great! That’s what I thought.

そして、そういう神対応をしてくれたところはまた行こう!って思いますよね。

And let’s go again to the place that treated us like God! That’s what you think.

あっ、そうだ!

Ah, that’s right!

このエピソードを話していたらもう一つエピソードを思い出しました!

While talking about this episode, I remembered another episode!

それは家族でインド料理屋さんにカレーを食べに行った時のエピソードです。

This is an episode when my family went to an Indian restaurant to eat curry.

店員さんが外国の方だったので、夫が、どこの国の方ですか?って聞いたら、その店員さんはネパールですと答えてくれました。

The clerk was from a foreign country, so I asked her what country her husband was from. When I asked, the clerk answered that it was from Nepal.

うちの夫はインドネシア人なので、同じ外国人同士でどうやら会話が弾んでいたようでした。

My husband is Indonesian, so there seemed to be a lot of conversation between fellow foreigners.

そして子供二人にジュースをサービスしてくれたんです!

And they served juice to the two children!

「神!」って思いました。

“God!” I thought.

神対応を神って省略することもあります。

God correspondence is sometimes abbreviated as God.

それから私たち家族はそのインドカレー屋さんの常連になりました。

Since then, our family has become regulars at that Indian curry restaurant.

ネパールの方からの神対応すごく嬉しかったです!

I was very happy with the divine response from the Nepali people!

今でも日本に帰ったら時々そのインドカレー屋さんに行きます。

Even now, when I return to Japan, I sometimes go to that Indian curry restaurant.

そしていつも子供にジュースかアイスをくれます。

And she always gives the kids juice or ice cream.

どんな商売でも新しいお客さんを見つけるのって大変ですよね。

Finding new customers for any business is difficult.

だったらお客さんへの対応をよくして、なんども足を運んでもらえるお客さんを作ったほうがいいと思います。

If that’s the case, I think you should treat your customers better and create customers who keep coming back.

あと、対応がいいとそれは口コミにもつながりますしね。

Also, if the response is good, it will lead to word of mouth.

いいお店があったら人に紹介したくなりますから。

If I find a good shop, I’ll want to introduce it to others.

はい、神対応のエピソードを紹介してきたんですが、今度は「神」を使った他の表現も紹介していきたいと思います。

Yes, I have introduced episodes that deal with God, but next time I would like to introduce other expressions that use “God”.

まずは「神回」から

First of all

例えば、いつも見ているYouTuberさんがいたとしましょう。

let’s say there is a YouTuber that you always watch.

そして、今日のYouTubeはいつもよりさらに面白いエピソードでした。

And today’s YouTube episode was even more interesting than usual.

そんな時に「今日のYouTubeはマジで神回だった!」みたいな使い方をします。

At times like this , I use phrases like,”Today’s YouTube was seriously amazing!”

「神回」は、特に面白かったエピソードの時に使います。

”Kamikai” is used when an episode was particularly interesting.

テレビやアニメやドラマなどにも使えますよ。

It can also be used for TV, anime, dramas, etc.

それから、スポーツのシーンでは「神がかっている」という表現を使います。

Also, in sports scenes, we use the expression ”God is determined.”

特に上手なプレイをしたり、奇跡的なことをした時に使います。

Used when you make a particularly good play or do something miraculous.

「あのシュート神がかってたね!」みたいに。

Like, “That shot was divine!”

スポーツではありえないようなプレイが成功する時がありますよね。

In sports, there are times when plays that would be impossible are successful.

そんな時に使います。

Use it in such cases.

「神」という存在がそもそも自分たちの次元とは違う存在なので、想像を超えるような出来事にこの「神」という表現を使っているんでしょうね。

Since the existence of ”God” is a being that is different from our own dimension, I guess they use the expression ”God” to refer to events that are beyond their imagination.

みなさんの「神」エピソードをよかったら聞かせてくださいね。

If you’d like to share your “God” stories, please let us know.

神対応でもいいし、神がかったプレイでもいいし、好きな番組の神回でもいいです。

It can be a divine response, a divine play, or a divine episode of your favorite show.

はい、では今度は神対応の反対の塩対応についてお話ししたいと思います。

Okay, now I would like to talk about salt correspondence, which is the opposite of divine correspondence.

神対応が予想以上のサービスや心配りのことを表す表現だったのに対して、塩対応は予想以下の対応という感じですね。

While ”God’s response” was an expression that expressed greater-than-expected service or consideration, ”Salt’s response” felt like a response that was less than expected.

そっけない、愛想のない対応のことです。

It refers to a curt, unfriendly response.

塩対応は、相手が不快に感じる嫌な態度や対応をすることを指す「しょっぱい対応」が変化してできた言葉といわれています。

The word “salty response” is said to have evolved from “salty response,” which refers to an unpleasant attitude or response that makes the other person feel uncomfortable.

実は塩対応をするのには理由があるみたいです。

Actually, there seems to be a reason why salt is used.

相手との距離を保つためだったり、トラブルを避けたいという気持ちがあるようです。

It seems like they are trying to keep a distance from the other person or want to avoid trouble.

例えば一人で買い物をしている時に話しかけられるのが苦手な場合もありますからね。

For example, you may not like being talked to when you’re shopping alone.

そんな時は塩対応を好む場合もあります。

In such cases, you may prefer to use salt.

過剰な対応は神対応といわれる反面、不快感を与える場合もあるってことなんでしょうね。

Excessive response is said to be a divine response, but on the other hand, it may also cause discomfort.

この辺りは空気を読んで対応する必要があるんでしょうかね?

Do we need to read the atmosphere and respond accordingly?

私は服屋さんでは塩対応を好みます。

I prefer salt-friendly products at clothing stores.

「話しかけないで!」って心の中で思っているから、あまり店員さんも近寄ってこないです。

”Don’t talk to me!” I think to myself, so the store staff don’t approach me often.

空気を読んでくれているのかな?

I wonder if he’s reading the atmosphere?

この空気を読むというのは日本独特の文化の一つですよね。

This ability to read the atmosphere is part of Japan’s unique culture.

これについてはまた別のエピソードでじっくり話したいと思います。

I would like to talk more about this in another episode.

そうそう、先ほど「神」の場合は神対応の他に神回や神がかってるなど「神」を使った他の表現がありましたが、塩にはありません。

That’s right, in the case of ”God”, there were other expressions using ”God” such as ”God times” and ”God ga katte,” in addition to the word ”God,” but this does not exist in salt.

塩回や塩がかってるなどは言いません。

I don’t say it’s salty or salty.

言葉って面白いですねー

Words are interesting

はい、ということで今日はここまでです。

aren’t they?That’s all for today.

今日は「神対応」と「塩対応」についてお話ししました。

Today we talked about “corresponding to God” and “corresponding to salt.”

みなさんにも神対応や塩対応のエピソードがありましたらぜひ聞かせてくださいね。

If you have any stories of dealing with God or salt, please let us know.

ほなまたね!(じゃあまたね)

See you later!

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