Japanese Podcast EP73 授業参観で感じたこと

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Script(Japanese)

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みなさんこんにちは、みきこです。

私のPodcastを聞いてくれてありがとうございます。

このPodcastは日本語勉強中の方向けにお届けしています。

日本の文化や、私が日々の暮らしから感じていることや体験したことなどを日本語で話しています。

スクリプトはホームページに無料で公開していますのでよかったらそちらも見てくださいね。

はい、私は先日小学校6年生の娘の授業参観に行ってきました!

ですので今日は授業参観の話をしようかなと思っています。

授業参観とは、主に保護者に子どもたちの日頃の授業を見てもらうというものです。

授業参観はだいたい学期ごとに1回あります。

日本は3学期制なので3回あります。

あっ、もちろん学校によって多少は異なると思います。

今回の参観は日曜日にあって、地域によっては「父親参観」と呼んだりします。

6月は父の日があるので、大体この時期にある参観は日曜に行われます。

もちろん母親も参観できますよ。

普段、平日にある参観はなかなかお父さんは参加できないので年に1回この時期は大体日曜日に行われます。

授業参観では、自分の子どもが通っている学校の教育方針や、家庭では見ることのできない集団生活での子どもの様子を知ることができます。

それから、授業参観後に保護者懇談会が開催されることもあります。

これは、普段あまりかかわることのない先生や保護者と交流できる貴重な場となっています。

日本は小学校に入ったら、集団登校で学校に行くので、親同士の繋がりも減っていくんです。

集団登校についてはどこかで話したかな?

きっと話したと思いますが、1年生から6年生の子供達で集まって自分たちで学校に行くことです。

集団登校の班は地域ごとに決まっています。

えーっと、ちょっと話がそれてしまいましたが、参観の話に戻りますね。

私はインドネシアから日本に帰ってきたばかりなので、授業参観はとても新鮮でした。

日本のこのような授業参観はどの国にもありますか?

ちなみに私が住んでいたインドネシアでは、日本のような授業参観はありませんでした。

でも、日々の学校の様子をWhatsAPPで写真や動画を送ってくれていたのでそれは嬉しかったですね。

日本はありませんので・・・

インドネシアには日本のような参観はありませんでしたが、自分たちが勉強してきたことを発表するというイベントがありました。

うちの娘は英語で天気について話していましたが、子供によって違いました。

例えば、算数のことや、電気の配線のことなど。

一人一人前に出て発表していたのですごいな!って思いました。

日々の様子を参観で見れるのもいいですが、練習をして人前で発表するという体験も子供にとってはいいなって思いました。

せっかくなので今回の授業参観の内容もシェアしたいなと思います。

「幸せに生きるとは」をテーマにグループディスカッションをしました。

なかなか深いテーマですよね。

大人でもなかなか難しいテーマです。

6つぐらいグループに分かれていたので、自分の子供がいるグループに入りました。

子供達が出した意見には「戦争がない社会」「笑顔で暮らす」「衣食住が整っている」「バリアをなくすこと(バリアフリー)」などがありました。

私の娘のグループは「衣食住が整っていること」でした。

衣食住とは、服と食べるものと住むところのことです。

衣食住が整っているというのは、服と食べるものと住むところがちゃんとあるということです。

自然災害で家をなくしたり、食べ物が食べれなかったりするニュースをみて、自分たちは衣食住があって幸せだなと感じているそうです。

募金や、物品などを寄付したらどうかな?と、子供達は意見を出し合っていました。

私は子供達にこんな質問をしてみました。

みんなはまだ見たことがないかもしれないけど、世界には私たちのような服を身につけていない民族もいるけど、その人たちは幸せじゃないのかな?って聞いてみました。

えーっ!そうなんだって驚いていました。

それから、社会の生活が嫌だと言ってホームレスを好んで生活をしている人もいるけど、じゃあその人たちは幸せじゃないのかな?って聞いてみました。

そっかー、いろんな人がいるんだねって言っていました。

そして、衣食住の中でなくてはならないものって何かを学校のみんなにアンケートをとってみる!と言っていました。

もっと、いろんな人の意見も聞いてみたくなったようでした。

どのグループもたくさん話し合って悩んで、答えが出ずモヤモヤしていました。

でも、先生が授業の最後に、悩んで答えがでないことが正解です。と言っていました。

悩んだり話し合ったり、わからないから人に聞いたり調べたり。

そういうこと自体が今回の学びだそうです。

このテーマについては11月までやっていくそうです。

娘の学校では6年生は必ず広島の原爆ドームに修学旅行に行きます。

平和学習のためなんですが、原爆ドームに行って、原爆の跡地を見て、「平和は大切です」って一言で学べるものではありません。

ですので、今からみんなで話し合いながら勉強しているそうです。

今回の授業参観に参加して、すごくいい学習だなと思いました。

じゃあ最後に皆さんに質問してみようかな?

みなさんにとって幸せに生きるとはなんですか?

私はですね・・・

毎日笑顔で元気に過ごすことかな?

大きな幸せより、小さな幸せを1日に何回も感じたいです。

朝起きて、あー命があって幸せ

朝ごはんを食べて、あーおいしい!幸せ!

みたいに。

実は私は毎日、幸せだったことと、できたことをノートに書いています。

当たり前に目の前にあることも本当は当たり前じゃないんですよね。

当たり前にあることに感謝すると私は毎日幸せを感じられます。

なので私は毎日ノートに書くということをしています。

みなさんはどうですか?

よかったら聞かせてくださいね。

はい、今日はここまでです。

最後まで聞いてくれてありがとうございました。

ほなまたねー!(じゃあまたね)

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