Script(Japanese)
*If you want to see Hiragana please watch my YouTube
みなさんこんにちは、みきこです。
私のPodcastを聞いてくれてありがとうございます。
このPodcastは日本語勉強中の方向けにお届けしています。
日本の文化や、私が日々の暮らしから感じていることや体験したことなどを日本語で話しています。
スクリプトはホームページに無料で公開していますのでよかったらそちらも見てくださいね。
はい、ということで今日は最初にちょっとお知らせがあります。
「楽しく読める!日本語短編小説」という本をAmazonのKindleで出版しました。
この本には10個の短い小説が書かれています。
だいたい1つの物語1500文字ぐらいです。
そして、全てにふりがなをふっています。
一応レベル的にはN3程度にしているのですが、N3レベルには難しい単語や表現がでてくるので、それについては単語リストもつけています。
単語の意味は、日本語と英語で書いてあります。
基本的に読む練習のために作っているのですが、音声を聞きたい人のためにプレゼントとして音声も作りました。
そして、それはこのYouTubeにアップロードしています。
全部で大体1時間程度の音声です。
この音声は、アマゾンで本を購入した人へのプレゼントなので、いつものPodcastのようにふりがなや翻訳はついていないんです。
もし、本として読んでみたいと思った方は、Amazonから購入してみてくださいね。
はい、ということで今日のテーマに入りたいと思います。
早速ですが、みなさんはどんな教科書を使っていますか?
学校で勉強している人は教科書が決まっているかもしれませんが、独学の人はどうですか?
今はYouTubeなどインターネットを通じて勉強することもできますからね。
教科書を使っていない人もいるかもしれませんね。
今は本当に色々選べる時代になったからこそ色々悩みますよね。
今回は私が使ったことがあるJLPTN5、N4レベルの教科書の話と、AIで自分用にカスタマイズする話をしようと思います。
私は昔「みんなのにほんご」という教科書を使っていました。
初級1と初級2で大体JLPTのN4までカバーされています。
初級2の方はN3の文法も少し含まれています。
そして今は「いろどり」を使っています。
こちらは入門、初級1、初級2があります。
CEFRのA2レベルがカバーされています。
どっちの教科書もすごくいい教科書ですよ。
でも私の学生たちは、これから日本で働いて、日本で生活します。
ですので、彼らの目標にあった教科書に変えたんです。
いろどりは生活の場面を想定して教科書が作られています。
ですので、場面があって、そこで使う単語やフレーズや文法を学んでいきます。
例えば、スーパーで買い物ができるようになりたかったら、その場面で使う会話や単語、それから文法を学びます。
この教科書を使ってから学生たちの会話力がぐーんと伸びました!
でも、文法はちょっと弱い感じがしますね。
JLPTを受ける予定がある場合は、別で文法の勉強もした方がいいかもしれません。
実際にうちの学校も文法や読解の部分は「みんなのにほんご」を取り入れたりもしています。
そうそう、みんなの日本語では14課で勉強する「て形」は、いろどりは最初から勉強します。
「聞いてください」「読んでください」などは教室の中で使う日本語なので、最初に勉強します。
逆に「みんなのにほんご」は簡単な文法から順番に勉強していきます。
ですのですぐに会話をすることができないんです。
これがみんなのにほんごの最大の弱点かなと思います。
でもJLPTの試験を目標にしている人にはいいと思います。
ただ、試験はテクニックなので、過去の問題を5年分ぐらい解いてそこから文法や語彙を勉強していく方が効率的だと私は思っています。
どんな文法や単語がよく出てくるのかとか、試験の流れも掴むことができますからね。
みんなの日本語はJLPTの対策問題の参考書のように使うのもいいかもしれませんね。
前回の単語の覚え方のPodcastでもお話ししましたが、必要な単語から覚えていくのと同じように、自分の目標にあった教材を選ぶのが大切です。
語学の習得って時間がかかるので、目標から逆算して効率的に学べる方法を考えた方がいいですよね。
特に大人になってからは時間も限られていますから。
多言語を話している人の本を読んだり、話を聞いたりしていると、やっぱり効率的に勉強されていますね。
私個人的には、独学で勉強するならAIにレッスンプランを考えてもらって勉強するのもいいかなって思っています。
私は以前AIに教材を作ってもらう講座に参加したことがあるんです。
いろどりのような場面ごとに学ぶ教材を作りました。
自分用にね。
私の場合はお手伝いさんと「会話ができるようになる」というのを目標にしてどんな会話場面が想定されるか考えてもらいました。
そこらか必要な会話、単語、文法まで教えてくれました。
今やっている日本語のプライベートレッスンも、学生の目標と期間を聞いて、AIの力をかりながらレッスンプランを作成しました。
1度ではうまく出してもらえないし、何度もやり取りが必要なので慣れるまでは大変でしたが、今はほんと私の右腕になってくれています。
AIを使ってレッスンプランを作ってみたい人はいますか?
もし興味ある人がいたらちょっとお試しに一緒に作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
はい、じゃあ終わる前に簡単に今日のまとめをしたいと思います。
効率的に学ぶためには、自分の目標にあった教材を選びましょう。
今回は私が使用したことがある教科書を紹介しましたが、他にも「げんき」や「まるごと」という教科書もあります。
「まるごと」は「いろどり」と同じ国際交流基金から出されている教科書です。
まあ、一般的な教科書はどうしても一般向けにつくられているので、自分の目標にあった教材を作りたい場合は、AIで作ってもらうのもいいですね。
質問などありましたら遠慮なくコメントくださいね。
はい、今日はここまでです。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
ほなまたねー!(じゃあまたね)
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