Script(Japanese)
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みなさんこんにちは、みきこです。
私のPodcastを聞いてくれてありがとうございます。
明日から新しい年ですねー!
みなさんは1年の振り返りをしましたか?
私は2024年の4月にこのPodcastを始めました。
これは私にとって大きなチャレンジでした。
計画的に始めたというより、直感で始めた感じです。
「なんかやってみたいなぁ・・・やってみよう!」という感じではじめました。
みなさんは何かを始める時、計画的に始めますか?それとも直感で始めますか?
私は直感で始めることが多いです。
なんでもそうですが、「やりたい!」って気持ちはいつも大切にしたいと思っています。
でも、その逆の「やりたくない気持ち」も実は大切にしています。
無理に頑張る必要はないですよね。
昔はなんでも頑張っちゃう性格だったので、今は好きな場所で好きな人たちと好きな仕事をしています。
はい、ということで私にとって2024年はチャレンジした年でした!
そしてここまで継続できているのは聞いてくれているみなさんがいるおかげです。
いつもありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
はい、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今日は日本のお正月について話したいと思います。
EP40で日本人の12月の過ごし方を話したのですが、そこでお正月のことも少し話しました。
今日はさらに詳しくお正月について話したいと思います。
まずはお正月の期間についてです。
一般的に、お正月とは1月1日から7日までを指します。
特に、1月1日から3日までは「三が日」と呼ばれていて、多くの会社やお店が休みになります。
私が子供の頃、三が日は店が全部しまっていてとても静かでした。
でも今は三が日もスーパーやコンビニが空いていますので、昔の三が日の雰囲気は味わえなくなったなと思っています。
三が日は、家族とゆっくり過ごすのが一般的です。
初詣に行ったり、親戚が集まって食事をしたりします。
初詣というのは、新年初めて神社やお寺にお参りに行くことです。
初詣をする理由は主に2つあります。
去年の感謝と、今年の祈願です。
まずは去年一年無事に過ごせたことへの感謝の気持ちを神様や仏様に伝えます。
それから新しい一年が、健康で幸せな一年になるように、神様や仏様にお願いします。
例えば、「家族みんなが元気でありますように」とか「仕事がうまくいきますように」とか「勉強がんばれますように」など、様々な願い事をします。
それから、今は少なくなりましたが、年賀状を読むのも三が日の楽しみの一つでした。
年賀状は、新しい年をお祝いする手紙やはがきのことです。
日本では、昔からお世話になった人や友達、家族などに、新年のあいさつとして年賀状を送る習慣があります。
クリスマス明けから少しずつ年賀状を書き始めます。
私は多い時50枚以上書いていました。
でも日本の文化なので毎年必ず書いていましたが、今はLINEやメールで済ますことが多くなりました。
会社などでは今でも年賀状はあります。
はい、それから、お正月には、特別な食べ物を食べます。
代表的なのは「おせち料理」です。
おせち料理は、重箱という箱に詰められた料理で、一つ一つの料理に意味があります。
例えば、黒豆は「まめに暮らせるように」つまり健康でいられるようにという意味があります。
それから数の子は子孫繁栄を願う意味があります。
子孫繁栄というのはたくさん子供ができますようにということですね。
それから昆布巻きの「昆布」は「喜ぶ」に通じることから、縁起が良いとされています。
こんな感じでおせち料理の中の食べ物にはたくさんの良い意味が込められています。
それから、おせち料理以外には、お雑煮もよく食べられます。
お雑煮は、お餅が入ったお吸い物です。
地域によって具材や味付けが異なります。
それから、1月7日には七草がゆを食べます。
七草がゆは、七種類の春の野草が入ったお粥です。
お正月のご馳走で疲れた胃を休める意味があります。
おせち料理は味も濃いので、1月7日にこの七草がゆを食べると胃が落ち着きます。
はい、それからお正月にはいろんな飾りを見ると思います。
そんな飾りとその意味について話しますね。
お正月には、家を飾る習慣もあるんですよ。
「門松」は、家の入り口に飾る竹や松の飾りで、年神様を迎えるための目印です。
年神様とは、お正月にそれぞれの家にやってくる神様です。
新しい年の幸せや恵みを運んできてくれると言われています。
具体的には、家族の健康、作物の豊作、商売繁盛、家内安全などです。
日本人には「これ!」といった具体的な宗教観がない人も多いのですが、神様の存在というのはこうした行事などに現れてきます。
それから、「しめ飾り」は、神様を迎える神聖な場所を示すものです。
「鏡餅」は、丸いお餅を重ねたもので、年神様へのお供え物です。
年神様にお供えした鏡餅は後で私たちが食べるんですよ。
その行事の名前は鏡開きといいます。
一般的には、1月11日に行われるんですが、これも地域によって違います。
この鏡開きの意味は、鏡餅には年神様の魂が宿ると考えられています。
鏡開きは、年神様をお見送りして、お餅を食べることでその力をいただく、という意味があるんです。
それから、無病息災、つまり病気をせず健康に過ごせるように、という願いも込められています。
鏡って、「割る」とか「割れる」とかいいますが、「割る」という言葉は縁起が悪いと考えられているので、「開く」という言葉を使っています。
ですので、鏡開きと言われています。
はい、それからお正月の遊びについてです。
お正月には、伝統的な遊びもあるんですよ。
凧揚げ、羽根つき、かるた、福笑いなどが代表的です。
凧揚げは、空に凧を揚げる遊びです。
羽根つきは、羽根を羽根つき板で打ち合う遊びです。
かるたは、読み札を読んで、絵札を取る遊びです。
それから、福笑いは、顔の輪郭だけが描かれた紙に、目や鼻、口などの顔のパーツを目隠しをした状態で置いていく遊びです。
目隠しをしているので、パーツがずれたり、変わった配置になったりして、面白い顔が出来上がります。
新年から大笑いをすることで福の神様がやってきます。
福笑いはもりあがるので、私の学校では毎年やっています。
お正月の遊び、どれか聞いたことはありますか?
はい、次は書き初めについてです。
1月2日には「書き初め」という行事があります。
これは、新年初めて筆で字を書く行事で、その年の目標や抱負を書きます。
私の娘は毎年書き初めをして壁に貼っています。
壁に貼っておくと毎日見るので、目標も達成しやすいです!
はい、今日は日本のお正月についてお話ししました。
自分で話していて結構盛りだくさんだなーと思いました。
お正月には日本の文化がすごく詰まっていますね。
日本のお正月に触れる機会がある方はぜひ楽しんでくださいね。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
良いお年を!
ほなまたね!(じゃあまたね)
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