Japanese Podcast EP38 食事のマナーについて

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Script(Japanese)

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みなさんこんにちは、みきこです。

私のPodcastを聞いてくれてありがとうございます。

先日、私が働いている学校で、「外国人に聞いた日本の文化、ここがおもしろい!食事のマナー編」を学生たちと一緒に勉強しました。

これが私にとって結構おもしろくってね〜

今日はみんなにシェアしたいなと思っています。

よかったら、いろどり初級2の第10課の4をみてみてくださいね。

いろどりというのは、国際交流基金がネット上で公開してくれている教科書です。

日本で生活するための日本語コミュニケーション力が身につきます!

以前は「みんなのにほんご」を使っていたのですが、日本で生活を考えている人は断然こちらの教科書の方がいいです。

生活に役立つコミュニケーション能力が身につきますよ。

各国の翻訳版もあります。

はい、ちょっと話を戻して、いろどりの教科書にこんなことが書かれていました。

「ラーメンを食べる時「ズズズ」って音を立てるのがびっくり!うるさいよね〜」

って・・・

ああ・・・これは世界的に見てもよくないマナーなのかしら?

これ、嫌いな人多いのかな?

日本では、ラーメンやそばを食べるときに「ズルズル」と音を立ててもOKです。

この音を出すことで「おいしい!」という気持ちを伝えることができます。

でも、ごはんやスープを食べるときは「クチャクチャ」音を立てるのはNGです。

それからこんな意見もありました。

「ラーメンのスープを飲む時に、どんぶりを手で持ち上げて、直接口を当てて飲むのがちょっと嫌です。」

あぁ・・・これもダメか〜。

でもラーメンのどんぶりは大きいのでレンゲというスプーンみたいなのを使って飲む人も多いと思いますよ。

日本ではご飯の入ったお茶碗は手で持って食べるのが一般的なマナーです。

それから、こんな意見もありました。

「水が無料なのがいいよね。何杯もおかわりできるし。おしぼりもいい!」

水が無料の国って少ないのかな?

私が住んでいるインドネシアでは、ペットボトルの水か、何か他の飲み物を頼みます。

日本の居酒屋だったらあったかいお茶も無料です。

冷たいウーロン茶は有料なんですけどね。

食後の温かいお茶は無料。

もしかして店によって違うかもしれませんが・・・

水の量が減っていたら店員さんが「お水のおかわりいかがですか?」と、テーブルまで聞きに来てくれるしね。

おしぼりってどうなんだろう?

海外で出してもらったことあんまりないような気がします。

おしぼりは湿ったハンドタオルです。

食事の前にそれで手を拭きます。

たまに顔を拭いている人もいますが、基本的に手を拭くものです。

おしぼりは冷たいところもあるし、温かいところもあります。

個人的にはあたたかいおしぼりが好きです。

それから「居酒屋に行った時、頼んでいない料理が出てきてお金を取られました。ひどい!」

という書き込みがありました。

確かにそれは事実です・・・

それは「お通し」と呼ばれるものです。

居酒屋に入ると必ずワンドリンク注文して、そしてお通しが出てきます。

まあ、テーブルチャージだと思ってもらえればいいのかな?

食べ物がついてきてラッキー!みたいな。

でも嫌いな食べ物だと残念ですけどね。

あと、「チップの習慣がないのがすばらしい!しかも安いお店でもすごくサービスがいい」

という書き込みもありました。

チップの習慣がある国の人は、日本のサービスの良さにチップを払いたくなったことはありませんか?

私は日本人なのでチップの感覚がよくわからなかったんですが、インドネシアでチップをあげる喜びを学びました。

自分の喜びをチップとして相手に渡すととっても気持ちがいいんです!

私は日本でもチップの習慣があったらいいな・・・って思います。

基本、居酒屋でチップを渡しても受け取ってもらえないと思います。

個人でお金を受け取ることは禁止されていると思うので・・・

それから、「いただきますと、ごちそうさま、という言葉が好きです」という書き込みもありました。

これについては前回の動画でじっくりお話ししたのでそちらを聞いてくださいね。

単なる食事の挨拶ではなく、とっても深い意味があるんです。

私も日本人でありながらこの「いただきます」と「ごちそうさま」の言葉は好きです。

はい、いろどりの投稿からは以上なんですが、お箸の使い方についても少しお話ししますね。

やってはいけないことがあるんです。

箸を食べ物に突き刺したり、ご飯に刺したりしてはいけません。

それから、箸で人を指すのも失礼にあたります。

あと、箸を食器の上に置きっぱなしにするのも行儀が悪いです。

箸は箸置きにおいたり、割り箸の袋で箸置きを作ってそこにおいたりします。

お店によっては箸置きがない時もありますからね・・・

もし、箸が難しかったら、スプーンやフォークをお願いしたら持ってきてくれますよ。

はい、それから最後にもうひとつ大切なことをお話しして終わります。

それは、残さず食べることです。

日本では残さないようにするのがマナーです。

これは子供の時から日本人は習います。

食べ物を残すと、「食べ物を大切にしない」と思われることがあります。

もちろんお腹の調子や、量が多いこともあると思うので、残してしまうことは仕方がないことです。

日本は戦後、あまり食べられない時期がありましたから、特に「食べ物を大切にする」という習慣があるのかもしれませんね。

この話は終戦記念日の話でもしているので聞いてみてくださいね。

ですので、注文する時は食べれる量だけ注文するようにしています。

そうそう、私のことなんですが、インドネシアの1人前が私にとってはめちゃめちゃ多いんです。

特にご飯です。

日本って、小さいお茶碗で食べますからね。

お腹が苦しいーってなっても、なんとなく日本の習慣から残さず食べるということを何年もしていました。

そしたら太りました。

当たり前ですねー

一旦日本の習慣は横においておいて、自分が食べられる分だけ食べるようにすればいいのにね。

最近は自分が食べられる量だけ食べるようにしています。

そうすると、ちょっとずつ体重も減ってきました。

はい、ということで今日はここまでです。

今日は食事のマナーについてお話ししました。

今回参考にしたいろどりの教科書に書かれていることは私にとってとっても興味深い内容でした。

外国人が日本の文化やマナーについてどう感じるのかすっごく興味があります。

みなさんも、「ここが変だよ日本の文化!」があればぜひ聞かせてくださいね。

最後まで聞いてくれてありがとうございました。

ほなまたね!(じゃあまたね)

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