Script(Japanese)
*If you want to see Hiragana please watch my YouTube
みなさんこんにちは、みきこです。
今日でこのPodcast は11回目の配信となります。
さて、場所にもよりますが日本では6月、7月は梅雨の時期です。
春から夏に季節が移り変わる時にたくさん雨が降ります。
梅雨の雨は「しとしと」と長雨が続きます。
雨のオノマトペについてはEP4でお話ししています。
よかったら聞いてみてくださいね。
みなさんは雨が好きですか?
私は嫌いじゃありませんが、空が暗いのでなんとなく気持ちがどんよりします。
そんな梅雨時期に楽しい気持ちになれる日本の童謡があるので今日は紹介したいと思います。
童謡とは子供が口ずさむ歌のことです。
短い歌なのでちょっと歌ってみますね。
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
下手な歌を聞いてくれてありがとうございます。
ちょっと歌詞の意味をみてみましょう。
最初に「あめあめふれふれ」と雨が降るのを望んでいる感じがしますね。
次に「かあさんがじゃのめでおむかいうれしいな」と言っています。
「おむかい」はお迎えのことです。
雨がふると、蛇の目傘でお母さんが迎えにきてくれるので、子供はそれが嬉しいようですね。
蛇の目傘とは、傘を開くとヘビの目のような丸い模様がぐるりと一周しているのが特徴の和傘のことです。
実は現在、日常生活で蛇の目傘を見ることはほとんどありません。
私も実物はみたことがありません。
はい、それからその後に「ピッチピッチ チャップチャップランランラン」とオノマトペが出てきましたね。
このオノマトペを聞くと子供が水たまりを踏みながら、喜んでママと帰っている様子が思い浮かびます。
ちょっとオノマトペを分解して説明しますね。
まずは「ピッチピッチ」です。
この、「ピッチピッチ」は、雨が地面や屋根などに当たってはじける音を表しています。
それから「チャップチャップ」は、水たまりに足を入れたり、歩いたりする音を表しています。
子供たちが水たまりで遊ぶ様子が思い浮かびます。
「ランランラン」は、楽しい気持ちや、軽やかに走り回る様子を表しています。
はい、ということで、「ピッチピッチ チャップチャップランランラン」と聞くと、子供が水たまりを踏んで喜んで歩いている情景が思い浮かびます。
はい、実はこの歌はたった2行の短い歌詞なのですが5番まであります。
とっても可愛い歌なので紹介させてくださいね。
2番は
かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
「かけましょ かばんを」というのは幼稚園が終わってかばんをかけるところですかね?
この幼稚園というのは私の想像です。
小学生になると日本ではお母さんが子供を迎えに行きませんので。
それから、次の「かあさんのあとからゆこゆこ」というのはおかあさんの後をついていく様子を表しています。
「かねがなる」は、日本では夏場は6時に、それから冬場は5時に街のかねがなります。
きっと、そのかねの音のことでしょうね。
ですので2番の意味は
帰りの支度で子供がかばんを肩からかけて、お母さんの後をついていって街のかねがなる様子が思い浮かびます。
はい、それから3番です。
あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
「あらあら あのこは ずぶぬれだ」は帰っている途中で雨に濡れちゃった子を見つけた様子ですね。
「やなぎの ねかたで ないている」
その子は柳の下で泣いているようです。
はい、ですので3番は急な雨でとりあえず柳の下に入ったけど、ずぶ濡れになって泣いている子供の様子が思い浮かびます。
はい、それでは4番です。
かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
「かあさん ぼくのを かしましょか」
これは、お母さんに僕の傘をその子に貸していいか確認しています。
小さな子供が人への気づかいをしていて心温まる情景ですね。
「きみきみ このかさ さしたまえ」
きっとお母さんが「いい」と言ってくれたんでしょう。
その子に「あなたこの傘をさしなさい」と言っていますね。
はい、ですので4番は、ずぶ濡れのその子に傘を貸してあげている様子が思い浮かびます。
それから最後の5番です。
ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
はい、「ぼくなら いいんだ」って言っていますね。
これは「僕は大丈夫!」って言っています。
「かあさんの おおきな じゃのめに はいってく」
お母さんの大きな蛇の目傘に入って帰るからって言っています。
なんとも可愛いですねー。
1番から5番まで歌詞を読んでみると、結局彼はお母さんの蛇の目傘に入って一緒に帰ることに喜びを感じているようにも捉えられますね。
「あめふり」の歌の1番の歌詞は日本人のほとんどが知っています。
でも実は2番以降はあまり知られていないんですよ。
いろんなサイトをみていると、解釈が少し違ったりしています。
このPodcastでは私の解釈で話しています。
この「あめふり」は1925年(大正14年)に作られた歌です。
作詞を手がけたのは詩人の北原白秋さんです。
作曲は中山晋平さんです。
YouTubeの概要欄に「あめふり」の歌のYouTubeのリンクを貼っておきますね。
可愛い歌なのでぜひ聞いてみてください!
鬱陶しい梅雨の時期もこの歌を聞くと楽しい気持ちになります。
はい、それでは今日はここまでです。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
ほなまたね!(じゃあまたね)
Script(Japanese and English)
*The English translation was created by AI.
みなさんこんにちは、みきこです。
Hello everyone, this is Mikiko.
今日でこのPodcast は11回目の配信となります。
Today is the 11th time this podcast has been broadcast.
さて、場所にもよりますが日本では6月、7月は梅雨の時期です。
Now, depending on the location, June and July are the rainy season in Japan.
春から夏に季節が移り変わる時にたくさん雨が降ります。
It rains a lot when the seasons change from spring to summer.
梅雨の雨は「しとしと」と長雨が続きます。
During the rainy season, the rain continues for a long time.
雨のオノマトペについてはEP4でお話ししています。
I talked about the onomatopoeia for rain in EP4.
よかったら聞いてみてくださいね。
Please ask if you like.
みなさんは雨が好きですか?
Do you like rain?
私は嫌いじゃありませんが、空が暗いのでなんとなく気持ちがどんよりします。
I don’t dislike it, but the dark sky makes me feel gloomy.
そんな梅雨時期に楽しい気持ちになれる日本の童謡があるので今日は紹介したいと思います。
Today, I would like to introduce some Japanese nursery rhymes that will make you feel happy during the rainy season.
童謡とは子供が口ずさむ歌のことです。
Nursery rhymes are songs that children hum.
短い歌なのでちょっと歌ってみますね。
It’s a short song, so I’ll sing it a little.
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
下手な歌を聞いてくれてありがとうございます。
Thank you for listening to my bad song.
ちょっと歌詞の意味をみてみましょう。
Let’s take a look at the meaning of the lyrics.
最初に「あめあめふれふれ」と雨が降るのを望んでいる感じがしますね。
At first, it sounds like you’re hoping for rain, saying “Ame Ame Fure Fure.”
次に「かあさんがじゃのめでおむかいうれしいな」と言っています。
Next, she said, “I’m so happy that my mom is wearing a janome.”
「おむかい」はお迎えのことです。
“Omukai” means to welcome you.
雨がふると、蛇の目傘でお母さんが迎えにきてくれるので、子供はそれが嬉しいようですね。
When it rains, the child’s mother comes to pick them up with a snake-eye umbrella, which the child seems happy about.
蛇の目傘とは、傘を開くとヘビの目のような丸い模様がぐるりと一周しているのが特徴の和傘のことです。
A snake-eye umbrella is a Japanese umbrella that is characterized by a circular pattern that resembles a snake’s eye when the umbrella is opened.
実は現在、日常生活で蛇の目傘を見ることはほとんどありません。
Actually, we rarely see Janome umbrellas in our daily lives these days.
私も実物はみたことがありません。
I’ve never seen the real thing either.
はい、それからその後に「ピッチピッチ チャップチャップランランラン」とオノマトペが出てきましたね。
Yes, and then the onomatopoeia “pitch pitch chap chap run run run” appeared.
このオノマトペを聞くと子供が水たまりを踏みながら、喜んでママと帰っている様子が思い浮かびます。
When I hear this onomatopoeia, I can picture a child treading in puddles, happily returning home with his mother.
ちょっとオノマトペを分解して説明しますね。
Let me break down onomatopoeia a little and explain it.
まずは「ピッチピッチ」です。
First is “Pitch Pitch”.
この、「ピッチピッチ」は、雨が地面や屋根などに当たってはじける音を表しています。
This “pitch pitch” represents the sound of rain hitting the ground or roof.
それから「チャップチャップ」は、水たまりに足を入れたり、歩いたりする音を表しています。
“Chup-chup” represents the sound of stepping or walking in a puddle.
子供たちが水たまりで遊ぶ様子が思い浮かびます。
It reminds me of children playing in puddles.
「ランランラン」は、楽しい気持ちや、軽やかに走り回る様子を表しています。
“Ranranran” expresses a feeling of fun and running around lightly.
はい、ということで、「ピッチピッチ チャップチャップランランラン」と聞くと、子供が水たまりを踏んで喜んで歩いている情景が思い浮かびます。
Yes, when I hear “Pitch Pitch Chap Chap Run Run Run”, I imagine a child joyfully stepping on a puddle.
はい、実はこの歌はたった2行の短い歌詞なのですが5番まであります。
Yes, this song actually has only 2 short lines, but it has up to 5 verses.
とっても可愛い歌なので紹介させてくださいね。
It’s a very cute song, so please let me introduce it to you.
2番は
Number 2:
かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
「かけましょ かばんを」というのは幼稚園が終わってかばんをかけるところですかね?
”Let’s hang our bags” is when we hang up our bags after kindergarten, right?
この幼稚園というのは私の想像です。
This kindergarten is just my imagination.
小学生になると日本ではお母さんが子供を迎えに行きませんので。
In Japan, mothers don’t pick up children when they become elementary school students.
それから、次の「かあさんのあとからゆこゆこ」というのはおかあさんの後をついていく様子を表しています。
Then, the next sentence, ”Yukoyuko after the mother,” represents the situation of following the mother.
「かねがなる」は、日本では夏場は6時に、それから冬場は5時に街のかねがなります。
In Japan, the city lights up at 6 o’clock in the summer and at 5 o’clock in the winter.
きっと、そのかねの音のことでしょうね。
I’m sure it’s the sound of that one.
ですので2番の意味は
Therefore, the meaning of number 2
帰りの支度で子供がかばんを肩からかけて、お母さんの後をついていって街のかねがなる様子が思い浮かびます。
comes to mind when a child slings a bag over his shoulder and follows his mother around town as she prepares to go home.
はい、それから3番です。
Yes, that’s number 3.
あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
「あらあら あのこは ずぶぬれだ」は帰っている途中で雨に濡れちゃった子を見つけた様子ですね。
”Oh, oh, that place is soaked” sounds like he found a child soaked in the rain on his way home.
「やなぎの ねかたで ないている」
” I’m not sleeping under the willow.”
その子は柳の下で泣いているようです。
The child seems to be crying under the willow.
はい、ですので3番は急な雨でとりあえず柳の下に入ったけど、ずぶ濡れになって泣いている子供の様子が思い浮かびます。
Yes, so for number 3, it suddenly rained and I went under the willow, but I can still picture the child crying and soaking wet.
はい、それでは4番です。
Yes, that’s number 4.
かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
「かあさん ぼくのを かしましょか」
”Mom, let’s take care of mine.”
これは、お母さんに僕の傘をその子に貸していいか確認しています。
This is asking the mother if she can lend her child her umbrella.
小さな子供が人への気づかいをしていて心温まる情景ですね。
It’s a heartwarming scene of a small child being considerate towards others.
「きみきみ このかさ さしたまえ」
You, please put this umbrella on me
きっとお母さんが「いい」と言ってくれたんでしょう。
” I’m sure my mother said, “Okay.”
その子に「あなたこの傘をさしなさい」と言っていますね。
You say to the child, “Please hold this umbrella.”
はい、ですので4番は、ずぶ濡れのその子に傘を貸してあげている様子が思い浮かびます。
Yes, so in number 4, I can picture him lending his umbrella to the soaking wet child.
それから最後の5番です。
And then there’s the last number 5.
ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
はい、「ぼくなら いいんだ」って言っていますね。
Yes, you’re saying, “It’s okay if it’s me.”
これは「僕は大丈夫!」って言っています。
This is saying, “I’m fine!”
「かあさんの おおきな じゃのめに はいってく」
“I’m going to go to mom’s big house,” she
お母さんの大きな蛇の目傘に入って帰るからって言っています。
says, saying that she’ll go home under mom’s big snake-eye umbrella.
なんとも可愛いですねー。
It’s so cute.
1番から5番まで歌詞を読んでみると、結局彼はお母さんの蛇の目傘に入って一緒に帰ることに喜びを感じているようにも捉えられますね。
If you read the lyrics from verses 1 to 5, you can see that he is happy to finally go home with his mother under her Janome umbrella.
「あめふり」の歌の1番の歌詞は日本人のほとんどが知っています。
Most Japanese people know the first lyric of the song “Amefuri”.
でも実は2番以降はあまり知られていないんですよ。
But actually, not much is known about the second part.
いろんなサイトをみていると、解釈が少し違ったりしています。
When I look at various sites, I get slightly different interpretations.
このPodcastでは私の解釈で話しています。
In this podcast, I’m talking about my interpretation.
この「あめふり」は1925年(大正14年)に作られた歌です。
This “Amefuri” is a song created in 1925 (Taisho 14).
作詞を手がけたのは詩人の北原白秋さんです。
The lyrics were written by the poet Hakushu Kitahara.
作曲は中山晋平さんです。
The composer is Shinpei Nakayama.
YouTubeの概要欄に「あめふり」の歌のYouTubeのリンクを貼っておきますね。
I’ll post the YouTube link of the “Amefuri” song in the YouTube summary section.
可愛い歌なのでぜひ聞いてみてください!
It’s a cute song, so please give it a listen!
鬱陶しい梅雨の時期もこの歌を聞くと楽しい気持ちになります。
Even during the gloomy rainy season, listening to this song makes me feel happy.
はい、それでは今日はここまでです。
Okay, that’s all for today.
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
Thank you for listening until the end.
ほなまたね!(じゃあまたね)
See you later!
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