Script(Japanese)
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みなさんこんにちは。みきこです。
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いつもありがとうございます。
さて、今日は本音と建前についてお話したいと思います。
この言葉、きっと一度は聞いたことがあるんじゃないかな?と思います。
どの国にも少なからず本音と建前はあると思います。
ただ、日本人はその場の空気が悪くならないように本音ではなく建前で答えることが多いのかもしれません。
ではまず本音と建前の意味を見ていきましょう。
まず本音ですが、嘘ではなく本当の気持ちから出た言葉です。
漢字を見てみると面白いですね。
本当の音と書いて、本音と読みます。
本当の音だからそこには嘘がないということですね。
はい、それから「建前」ですが、「建前」とは、相手を思いやって本心を遠回しに伝えたり表向きにいったりする言葉です。
例えば、上司からの指示に対して、実際は難しいと感じていても、「承知しました」と言って従うことがあります。
他の例はどんなことがあるかな?
あっ!例えば、友人が遅刻してきたときに、「遅れるのは迷惑だよ」と本音で感じていても、建前としては「大丈夫だよ、気にしないでね」と言うことがあります。
その人との関係性にもよると思いますが、もしムカついたんだったら、「遅れるなら連絡してくれたらいいのにー」ぐらいは言っていいと思いますが・・・
とにかく相手を傷つけたくない思いや、その場の空気を悪くしたくないという思いが強いのかもしれませんね。
他にも何か例があるかな?
うーん。
あっ!例えば、友達に男の人を紹介してもらって一緒に食事をしたとします。
でもあまり楽しくありませんでした。
次会うのはもうないかなーと本音では思っています。
そんな時に帰り際に「またご飯行きましょうね」って言われたらみなさんならどう答えますか?
「はい、是非!」と言ってとりあえずその場から去るのは建前ですね。
「次はちょっと・・・」というと、相手が傷つくかもしれないし、その場の空気が悪くなるかもしれません。
みなさんはどんなふうに答えますか?
よかったらコメントで教えてくださいね。
最後にもう一つ例を紹介して終わろうと思います。
私は日本で就職する学生向けに履歴書の作成の手伝いや、面接の練習をしています。
そこでも本音と建前があります。
たとえば、就職面接で志望動機を言う時に、本音では「給料が高いから」と思っていても、それは口に出しません。
「御社の仕事に魅力を感じたから」とか「やりがいがある仕事だと思ったから」など、相手の利益になる建前を言うのが望ましいとされています。
あと、仕事を辞める時も本音では「精神的にも肉体的にもしんどかった」と思っていたとします。
でも「より高いスキルを身に付けるために転職したい」みたいな前向きな建前を言う場合が多いです。
相手が受け入れやすかったり納得しやすかったりする建前を言うことで、話が進めやすくなりますから。
はい、ここまで本音と建前について場面の例を出しながら話しましたが、これは日本人全てが当てはまるということではありません。
文化的な背景として本音と建前というのはありますが、個人によって全然違います。
スパッ!と本音を言うのが好きな人もいるでしょうしね。
私は状況や関係性によって使い分けていると思います。
無意識に・・・
はい、では今日はここまでです。
何か質問などありましたらコメントくださいね。
ほんなまたねー(じゃあまたね)
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